スマートフォンサイトを表示する

  1. TOP
  2. 「初心者のためのアクセス解析」アクセス解析を使ってホームページの改善に役立てよう! : 第5回 動線について考える

エキスパートコラム

「初心者のためのアクセス解析」アクセス解析を使ってホームページの改善に役立てよう!(全6回)

第5回:動線について考える

執筆:岡崎 理枝子(株式会社オリーズデザイン)

2014年12月22日更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧数4,135views

このコラムをPDF形式でダウンロードする

前回までは、コンバージョンに繋がるために、フォームの改善や流入経路を調べました。

今回は、Google アナリティクスを使ってユーザーがどのようにホームページ内を行動しているのか、ユーザーの動線を調べてホームページの改善に役立てる方法について、解説していきます。

ユーザーはトップページをはじめ、色々なページを入口として入ってきます。
そのユーザーをいかにコンバージョンに繋げるページに誘導するかが、問題となってきます。
ユーザーを望むページに誘導出来ているか、ユーザーの動線を分析してみましょう。

登場人物紹介

リエコ

ホームページ制作とアクセス解析を行う、ウェブデザイナー。

有紀

リエコの後輩で、リラクゼーションサロンを開店したばかり。

ホームページは「みんビズ」で作成。ホームページの活用で悩んでいる。

「導線」と「動線」

アクセス解析では「導線」と「動線」という言葉がしばしば使われます。

導線」とは、このように動いて欲しいという計画をもとに想定された道筋です。「動線」とは、実際のユーザーの動きを示したものです。

たとえば、有紀ちゃんのホームページでは、希望としては、ユーザーに「トップページ」→「サービス紹介」→「予約フォーム」で予約して欲しいと想定していても、実際には、「トップページ」→「サービス紹介」→「予約フォーム」→「店舗紹介」→離脱となっているケースも見られます。

私の思った通りに、ホームページ内でユーザーが動いてくれるとは限りませんよね。

ユーザーが実際の「動線」で、どんな動きをしているのか、調べてみる必要があるわね。

動線の確認

それでは、実際のユーザーの「動線」を確認してみましょう。

「動線」?ユーザーの動きを調べるのだから…。ユーザーフローを見たらいいですか?

そうね、Google アナリティクスの4つのレポートの中の「ユーザー」の中にある「ユーザーのフロー」を見てみましょう。

ユーザーフローを見ると、ユーザーがどのページに流れて行っているのかユーザー全体の動きがわかります。
たとえば、特定の地域から来たユーザーがどのようにページ移動したかもわかるのよ。

太く表示されているのが、大きな流れですね。そして、その他にも、いろんなユーザーの流れが把握できますね。

自分の想定している導線と実際にユーザーがたどっている動線の確認をしてみて、どこを改善するのか考えるヒントにしてみましょう。

右のステップの追加をクリックしていくと、フローの続きを見ることができます。

そして、見たいところにマウスを持っていくと、より詳しい数字を見ることができるのよ。

離脱して欲しくないページからの離脱が多かったりしますね。
このページから離脱されないように、改善していかなければと…わかりますね。

ディメンションを設定して地域の他に、キーワードや参照元から絞り込んで、データを見るのもお勧めよ。さらにいろんなユーザーの動きもつかめるのよ。

ディメンションと指標の違い

分析をする軸となるものが「ディメンション」 、知りたい数字が「指標」となります。たとえば、

  • 「検索キーワード別の訪問数が知りたい」という場合には、ディメンションは「検索キーワード」 、指標は「訪問数」になります。
  • 「ランディングページごとに直帰率を見てみたい」という場合には、ディメンションは「ランディングページ」、 指標は「直帰率」になります。

何をどのようなものさしで測るのかを意識することも重要になってきます。

予約申し込みの後に、運営者紹介のページを見ていたり、お店の場所について見たり、お客様の声のページに移動しているユーザーもいますね。

そうね、そのような場合は、ユーザーが申し込むことに対して、何か不安になっている材料があるのかもしれないわね。
そんな場合には、ユーザーの気持ちを考えてみて、一度、ホームページの内容を整理をしてみましょう。

私も初めてのお店に行くときは、色々と不安な点があります。駐車場はあるのかなあとか・・・駅から歩いたらどのくらいなのかなあとか・・・このメニューでお願いしていいのかなあとか・・・

ユーザーがどこを見て迷っているのか?申し込みをするためにどんな情報が欲しいのか?ユーザーの気持ちになって考えて、ホームページの改善に役立てることが一番重要だと思うわ。

まとめ

今回は、ホームページ内でのユーザーの行動を調べて、改善に役立てることを解説していきました。

ユーザーがコンバージョンに至る前や至った後にどんな行動をしているかを見てみると、ユーザーがどこで迷っているか?不安は何か?というのが見えてくる場合もあります。

ユーザーの気持ちになって考えて、不安を取り除くようなコンテンツを追加したり、分かりやすいような構造に改善していくこともコンバージョンに繋げるための重要な要素になってきます。
(第6回につづく)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
このコラムをPDF形式でダウンロードする

岡崎 理枝子(おかざき・りえこ)

岡崎 理枝子(おかざき・りえこ)

株式会社オリーズデザイン 代表取締役/JimdoExpert
http://www.oriese.com/
http://www.rey-web.com/

岡山市出身・岡山市在住。山陽学園短期大学卒業。
1999年よりWeb制作を始める。システム会社にて9年間、Web制作全般に携わった後、2010年に独立。フリーランスを経て2012年に株式会社オリーズデザインを設立。Web制作・コンサルティングに従事。
講師としては、2011年よりウェブ解析士協会(WACA)「ウェブ解析士マスター」として「ウェブ解析士認定講座」をはじめ、企業研修、Webマーケティング、Google アナリティクスセミナーなど各種セミナーで活動中。

  • 1年間無料

    「はじめてWEB」でホームページをはじめよう!
  • Jimdoリメイク | プロがあなたのホームページを50,000円(税抜)でリニューアル!
  • 晴れ晴れホームページ -ホームページで失敗しないために知っておきたいコト-

ホームページを作るのがはじめてのかたはまずこちらをご覧ください

コラム週間アクセスランキング[期間:2017/1/8~2017/1/14]

おすすめコンテンツ

はじめてWEBおすすめ本

創業・経営のお役立ち情報

  • ソウギョウノート

    飲食・小売・サービス業での開業スケジュールから融資申込に必要な書類が作成できるサービスです

  • SmaBI

    会社設立から契約書作成ツール、オンライン上の経営顧問まで スマートな経営をサポート

  • 経理通信

    中小企業・小規模事業者の経営者と経理担当者のための経理サポートサイト