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エキスパートコラム

はじめてのホームページ改善(全12回)

第8回:年齢や性別を分析して優良なユーザーをみつけよう

執筆:日比野 ななえ(株式会社WACUL)

2015年10月19日更新

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あなたのホームページに訪問するユーザーは、男性が多いですか?それとも女性が多いでしょうか?

今回はユーザーの年齢や性別を分析して、優良なユーザー属性をみつける方法をご紹介します。

この連載では、名古屋にある国産黒毛和牛ハンバーグ店「グリルアラベル」のホームページを分析しながら改善していく様子を紹介しています。

Google アナリティクスで年齢・性別を知る方法

アナリティクス設定 > プロパティ設定 >「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポートの有効化」をオンにします。

設定方法の詳細は以下のページをご覧ください。

設定をする際には、プライバシーポリシーに掲載する必要があります。

すべてのユーザーがユーザー属性と関連付けられているわけではありませんが、傾向としてユーザー分析に活用することができます。

Google アナリティクスのレポート画面

Google アナリティクスの画面では以下のように表示されます。

ユーザー > ユーザーの分布 > 年齢

年齢と性別を掛け合わせて分析する

上画像に表示されている年齢に「セカンダリディメンション」という機能を使うことで、年齢に性別を掛け合わせて分析することができます。

操作方法:セカンダリディメンションをクリック、「性別」を入力し、選択する

年齢と性別が掛け合わされ、セッションの多い順に表示されます。

全体の傾向として、男女問わず20代後半から40代前半に人気があることがわかりますね。

その中でもセッションが一番多いユーザー属性は?

「25-34歳の女性」が一番多いことがわかります。コンバージョン率は他と比べて高くはないようですね。

コンバージョン率が高いユーザーは?

コンバージョン率とは、全体のセッションに対して目標が達成された割合です。目標設定については、「第4回:ホームページの目的にあわせてゴールを決めよう」で解説をしていますので参考にしてください。

アラベルでは「店舗情報の閲覧」を目標に設定にしています。コンバージョン率の高いユーザー属性は、45-54歳の男性ユーザーだとわかります。

セッションが多い属性とコンバージョンをする属性は、必ずしも一致するとは限りません。アラベルでは、セッションが多い25-34歳の女性、コンバージョン率が高い45-54歳の男性、それぞれが優良なユーザーだといえます。

このユーザー属性をより優良なユーザーに引き上げるには、どうしたらいいか考えてみましょう。

改善するときのポイント

  1. 「セッション数は多いけど、コンバージョン率が低い」場合、サイトの内の体験を改善してコンバージョン率をアップさせる
  2. 「セッションは少ないけどコンバージョン率が高い」場合、集客をしてコンバージョン数をアップさせる

1. サイト内の体験を改善してコンバージョン率をアップさせる

「セッションは多いけど、コンバージョン率が低い」属性に対しては、コンバージョンしやすい動線やデザインを考え、サイト内の体験を改善します。

女性によく見られているページを調べてみましょう。

  1. 行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ
  2. ページをクリック
  3. 先ほどと同じようにセカンダリディメンションに性別を入力してページと性別を掛け合わせる
メニュー

ランチメニュー

メニューのページの男女比率は同等ですが、ランチメニューを見ているユーザーは女性が多いことがわかります。このデータから、女性はランチの情報を求めてホームページへ訪問している人が多いと仮説をたてることができます。

その仮説をもとに、

  • 「女性に人気のランチトッピングはアボカド!」
  • 「ランチタイムはライスまたはパン・スープ・サラダ付き、現在ドリンク無料サービス中!」

といったランチタイムの情報を、一番閲覧されているトップページに掲載することで、より来店動機を高めることができると考えられます。

(上記では性別のみで分析しましたが、「セグメント」という機能を使うことで性別と年齢の両方を掛け合わせて分析することが可能です。)

2. 集客をしてコンバージョン数をアップさせる

「セッションは少ないけど、コンバージョン率が高い」属性に対しては、セッションを増やすことでコンバージョン数を上げられるよう、対象の属性を絞って集客をします。

アラベルの例でみると、コンバージョン率の高い45-54歳の男性の訪問を増やすために、Facebook広告などを使い、地域・年齢・性別を指定することで属性を絞って集客することができます。

その場合、誘導するランディングページはトップページではなく、対象の属性用にページを作成して店舗やサービスを紹介するとより効果的です。

まとめ

今回は、Google アナリティクスを使ってユーザー・属性を分析する方法を紹介しました。ご自身のホームページにはどんな属性のユーザーが訪問しているのか、設定をして分析してみてくださいね。

「はじめてのホームページ改善」は毎月第3月曜日に更新予定です。次回もぜひご覧ください!

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日比野 ななえ(ひびの・ななえ)

日比野 ななえ(ひびの・ななえ)

株式会社WACUL(ワカル)AIアナリスト カスタマーサポート
https://wacul-ai.com/

2012年から2年半名古屋のコワーキングスペースに勤務。店舗の運営をしながらアクセス解析を始める。アクセス解析・Google アナリティクスの講師として登壇経験を重ね、2015年3月独立。アクセス解析やSEOを考慮したコンテンツ作成、ライティング、セミナー講師を中心にフリーランスで活動。
2015年9月、株式会社WACULに入社。人工知能でWebサイトの課題発見から改善提案まで行う「AIアナリスト」のカスタマーサポートを担当。
ブログ「ひびの備忘録」ではGoogle アナリティクスの使い方をやさしく解説。

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