スマートフォンサイトを表示する

  1. TOP
  2. そのホームページ、ほんとうに作る意味ある?~ホームページを作る前に考えること~ : 第4回 見る人に伝わる内容にするためにできること

エキスパートコラム

そのホームページ、ほんとうに作る意味ある?
~ホームページを作る前に考えること~(全6回)

第4回:見る人に伝わる内容にするためにできること

執筆:山本 和泉・藤川 麻夕子(株式会社エフシーゼロ)

2014年6月9日更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧数7,478views

このコラムをPDF形式でダウンロードする

このコラムでは、いっちょホームページ作ってみよう!と思っている方のために、最初の最初に考えるべきことをお話します。あなたのホームページが「意味のあるもの」になることを願って。
4回目は「ホームページの内容」についてです。自分が伝えたいことを伝えるために、どんな内容でどんな風に発信をしたらよいのか、基本的な考え方についてお話します。

「書くことがない」ということはまずないです

意外なことに、私たちがお客様へのヒアリングのときに結構聞くのが「言いたいことがない」という言葉です。その理由として聞かれるのが、以下のようなことです。

  • 読んでも特におもしろくないだろう
  • 特に変わった特徴もないので言わなくてもいいのではないか
  • 内容が思いつかない

実際にお話を伺ってみると「ない」ということはないのですが、「ない」ように感じてしまう理由は、「見る人に合わせた情報発信」という視点を持っていないからなのだと思います。見知らぬ相手に自分のことを伝えるためには、実は想像以上の情報量が必要なのです。

内容を考える前に伝えたいことを整理しよう

さて、これからホームページの内容について考えていきますが、その前に自分が伝えたいことを改めて整理しておきましょう。ホームページで情報発信をするにあたって、このような準備をしておくと作りやすくなります。

伝えたいことを発信するためにホームページをつくるのですから基本中の基本と言えることなのですが、意外とこれがきちんと定まっていない場合も多くあります。少なくても以下については明確にしておきましょう。ここでの整理が、ホームページの構成を決めることになります。

  1. 伝えたいことを文章や図などの目に見える形にする(頭のなかだけで考えない)
  2. 伝えたいことをグループにわける(似たような情報をグループにまとめる)
  3. 伝えたいことの優先順位を決める

何を書いていいかわからない方は「ホームページを育てるための"心得帳" ~ほったらかしのホームページを救え!~」の動画で具体的なワークを紹介していますので、参考にしてみてください。きちんとした文章になっていなくてもよく、とにかく目に見える状態になっていることが大事です。

ホームページのネタづくりをしよう

準備ができたら、伝えたい内容をホームページの「ネタ」として形作っていきます。ネタづくりのために考える要素は、とてもざっくり言うと2つあります。ひとつは「中身(文章や図など)」、もうひとつは「表現(内容をどう見せるか)」です。中身と表現が組み合わさってはじめてホームページのネタになります。

ここでとても重要なことがあります。
考える順番は必ず、「中身が先、表現があと」です。

私たちが依頼をうけるとき、たとえば「このホームページのデザインのようにしたい」とか、「ここは動きをつけて表現したい」といった表現だけ先に決まっていて、伝える内容がほとんど決まっていない、といったケースが少なくありません。公開直前にキャッチコピーが決まることもあったりするのですが、本来はキャッチコピーが最初に決まっているべきなのです。

(1) 中身を考える

伝えたい内容をまずは自分の視点で文章化して、必要であれば図や写真を手配します。すぐに手配できなくても、どういう内容の図や写真が必要なのか言葉で表現しておきます。伝えたいことのグループ分けができている場合は、グループごとに1つのファイルにまとめて原稿を作成します。これが、各ページの内容のベースになります。

(2) 表現を考える

できあがった内容をどのように表現するかを検討します。デザイン、文章の書き方、ページレイアウトといったあたりが表現です。プロのWeb制作者がお手伝いできる大部分はこの領域です。「表現」のために「中身」が増えることもあり、ふたたび内容を考えて、また表現を考えて…といった繰り返しが発生したりします。

このあと、中身と表現それぞれを考えるときのヒントをお伝えしていきます。

見る人が興味を持ちそうな「中身」のヒント

見る人が興味を持つかどうかの前に、大前提として、ホームページの中身が自分が伝えたいことに沿っていることは常に意識しておきます。まずは発信の軸がぶれないようにした上で、見る人が興味を持ちそうなことを考えます。具体的にはこのようなことが挙げられます。

見る人が初めて知る情報

自分(の会社)が専門的な知識を持っている場合は、それに関する初心者向けの内容を発信してみるのもよいでしょう。自分にとってはあたりまえのことでも、初心者には価値のある情報だったりします。見る人にとって価値のある情報を提供できると、発信者自身の信頼度向上が期待できます。

概念的なものより具体的なもの

数字のデータを出したり、具体的な実績を出したりすると、情報としての信頼度は格段に上がります。「長年」と言うよりは、「10年間」と書いたほうが見る人は安心できるでしょうし、「多数実績があります」という言葉だけではなく、具体的な実績が掲載されていると、見る人は興味を持って見ることでしょう。

第三者の評価

楽天やAmazonなどにもありますが、購入者のレビューは一定の信頼度や共感を得るのに役立ちます。ショップではなくても、お客様の感想がホームページに掲載されていると、見る人の不安解消に役立ちます。また、客観的な評価が必要な情報(たとえば研究結果など)の場合は、一般的に信頼できる地位を持った人(研究者、学者など)のコメントがあると、安心できますね。

機械的なものよりも人間味のあるもの

どんなにいい商品を扱っていても、どの商品ページにもまったく同じ言葉しか書かれていないと、あまりホームページに手をかけていないのかな、という印象になってしまうこともあります。それぞれのページにオリジナルの言葉を入れることで「手をかけている感じ」を出しやすくなります。

より新しい情報

古い情報のまま放置されていると、やはりあまり手をかけていない印象になってしまいます。更新頻度を無理に上げる必要はないのですが、なんらかの変化があったときはできるだけ早く掲載するといった意識はしておくとよいでしょう。

見る人に伝わりやすい「表現」のヒント

内容がある程度定まったら、表現についても考えていきましょう。「見る人に合わせた表現」が基本的な考え方です。個人的な趣味ではなく、見る人への伝わりやすさを意識して検討します。

一番見せたいものが一番目に入るように

自分がもっとも伝えたいことを、見る人の目にもっとも入りやすいように表現します。配置的には左上、色味的には、そのホームページで使われている色味からすこし外した(目立つ)色にしたりすることになります。

「文字ばっかり」は嫌われる

ページを見たときに文字ばかりが並んでいると、読む気になってもらえないかもしれません。これを解消するために、以下のような工夫ができます。この記事自体もそういった工夫をいろいろしているので、参考にできると思います。

  • 関連する図や写真を入れる
  • 時々小見出しを入れて区切る
  • 箇条書きで表現する
  • 強調部分を文中に入れる
  • 漢字をひらがなにする
    例)為→ため、出来る→できる、様々な→さまざまな、事→こと

写真はできるだけ画質の良いものに

ホームページ上での写真の印象は想像以上に大きいです。デジカメで適当に撮ったものとプロが撮影したものでは印象が格段に変わります。特に商品を紹介する場合は、写真の画質にはぜひ注力してください。

色を使い過ぎない

たとえば、AとBを目立たせたいからそれぞれ別の目立つ色にすると、どれも目立たなくなってしまい、逆効果になる場合があります。目立つ色を使うのではなく周りと異なる色味を使うことで、目立つ効果が期待できます。結果としてA、Bが同じ色でもむしろ目立ったりします。

ルールを決める

見る人は、ホームページの中をいろいろ見ていく中で自然にそのホームページでのルールを理解します。たとえば、上にはいつも同じメニューがあるなとか、文章は「です・ます」調だな、といったことです。ページごとにレイアウトやデザインがバラバラだと、見る人は非常に読みづらい(使いづらい)です。前回も書いたとおり、ホームページは「読む」だけではなく「使う」ものなので、使いやすさを意識することで、格段に印象が良くなります。

次回は、ちょっと概念的な話ですが、「ホームページの未来」について考えてみます。ホームページを作ったら、作る人(自分)や見る人(お客様)はどうなるんだっけ?ということを考えて、ホームページの「目的」と「目標」を明確にしていきます。(第5回に続く)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
このコラムをPDF形式でダウンロードする

#fc0(株式会社エフシーゼロ)

#fc0(株式会社エフシーゼロ)

JimdoExpert
http://fc0.vc/

「もっと多くの人に、"Webへの入口"を」をコンセプトに、中小企業や個人商店をメインとしたWebサイトの企画・制作・運営アドバイスなどの業務を行う。また、主に初心者を対象とした講師・執筆も多数。

主な著書に『デザインの学校 これからはじめるFireworksの本』(技術評論社)、『デザインの学校 これからはじめるDreamweaverの本』(同)、『ああしたい、こう変えたいが手にとるようにわかるCSS基礎』(共著、エムディエヌコーポレーション)など。

小さなお店&会社のホームページ Jimdo入門

  • 「はじめてWEB」でホームページをはじめよう!
  • Jimdoリメイク | プロがあなたのホームページを50,000円(税抜)でリニューアル!
  • 問い合わせ件数をアップさせるなら!「通話料無料・わかりやすい番号」のフリーコール
  • 文具、通信、オフィスのことなら何でもお任せ!まとめてオフィス

ホームページを作るのがはじめてのかたはまずこちらをご覧ください

コラム週間アクセスランキング[期間:2017/7/30~2017/8/5]

おすすめコンテンツ

はじめてWEBおすすめ本

創業・経営のお役立ち情報

  • ソウギョウノート

    飲食・小売・サービス業の開業スケジュールから、融資申込に必要な書類までをカンタン作成

  • 経理通信

    経営者と経理ご担当者必見!中小企業・小規模事業者のための経理サポートサイト

  • まとめてオフィス

    文具、通信、オフィスのことなら何でもお任せ

  • フリーコールS

    問い合わせ件数をアップさせるなら!「通話料無料・わかりやすい番号」のフリーコール

  • auオフィスナンバー

    事務所開設するなら固定電話番号で信頼アップ
    今ならキャンペーン実施中!