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エキスパートコラム

ホームページに集客するためのマーケティング(全4回)

第2回:アクセス解析をみて問題点をしぼってみよう

執筆:山本 良子(株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ)

2014年1月29日更新

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前回は、ホームページを現実の店舗に例えた上で、ホームページに人を集めるためには道しるべをつくる必要があるというお話を書きました。今回は、具体的な道しるべをつくる方法について説明する前に、押さえておきたい大事なポイントがありますので、その説明をします。それは、ホームページのアクセスをみて今のホームページの状態(問題)を理解するということです。

ホームページは、存在しているだけでは意味がなく、ホームページに訪れてもらい、事業の成功につながる結果を出さなければなりません。

そのためには、まずホームページの目的を明確にし、目標をたてましょう。

目的がお問い合わせを獲得するのであればお問合せを月に10件とる、商品の販売が目的であればネットショップで月に100件売るなど、売上計画を達成するためにホームぺージで出さなければならない結果を目標にするといいでしょう。

アクセスを解析するのは何のため

では、前回も事例に用いた架空の酒造メーカー、神堂酒造に置き換えて考えてみましょう。
新潟県にある神堂酒造は、お店で日本酒の販売を行っていて、月100本の売上を目標にしています。
しかし、現状は月50本しか売れていません。あなたがオーナーだったら売上をあげようと、どこを改善するでしょうか。

チラシを配布する?外観をおしゃれにする?メニューを刷新する?

おそらくこういう場合は、まずどこに問題があるのかを特定するはずです。
お店の前に人通りが多いのに人が入らないのであれば、外観のせいかもしれませんし、全く人通りがないのであれば立地が問題なのかもしれません。
お店にたくさん人が入ってくるのに、購入する人が少ないのであれば、商品や価格設定が問題な場合もあるでしょう。

ホームページの場合でも同じです。ホームページからのお問い合わせが少ないとホームページをリニューアルすれば解決すると考える方が多いですが、かならずしもそうではありません。人がホームページに来ていないのか、ホームページにきているけどホームページの内容がわかりにくいのか、そもそも商品が求められていないのか、問題となっている箇所を特定する必要があります。

しかし、ホームページでは、お客さんがお店の前を通っているのか、どのような表情をしているのか全く見えませんね。

そこで参考になるのが、アクセス解析です。

アクセス解析ツールを使えばどれほどの人がホームページに訪れているのかが詳しくわかります。アクセス解析は見ることができるけど、数字が多くてどこを見ばよいかわからないとか、結果をみて具体的にどのような改善をすればよいかわからないという声をよく聞きます。しかし、仕組みさえ理解できれば、ホームページの状態を理解することができる有効な方法なのです。

3つの数字を覚えて関係性を理解しよう

ホームページのアクセスをみるにはアクセス解析ツールを利用します。アクセス解析ツールは、その名の通りホームページに訪れる人々のアクセスを解析してくれる便利なツールです。あらゆる数値を事細かに調べることができるのです。

いろんなアクセス解析ツールが存在しますが、今回は無料で使える代表的なアクセスツールを紹介します。

Google アナリティクス

無料で使える高機能なアクセス解析ツールです。
※Google アナリティクスについては別のコラムで解説しておりますので、そちらをご参照ください。

アクセス解析をする上で、3つだけ数値の意味を覚えていただきます。

  1. PV(ページビュー)
  2. UU(ユニークユーザー)

    ※Google アナリティクスではユーザー数と表現されています。

  3. CV(コンバージョン)
1. PV(ページビュー)

ホームページが1ページ開かれるごとにカウントされる数値です。
例えば、あなたがそのホームページを30ページ閲覧したら30PVとなります。

※参考

よくアクセス数が多いホームページの代表として、Yahoo!Japanがあげられますが、下記サイトにあるような約143億PVという数字は、143億人が見たわけではなく、143億ページ見られたという数値です。
http://advertising.yahoo.co.jp/ad/feature/

2. UU(ユニークユーザー)

ホームページに訪れた人数がカウントされる数値です。
例えば、あなたが一定時間内にホームページを30ページ閲覧したとしても1人しかみていないので1UUとなります。

3. CV(コンバージョン)

契約やお問合せなど、ホームページに訪れた人が何らかのアクションを行った数値です。ホームページの目的が、商品の購入であれば商品の購入がCVになりますし、お問い合わせであればその数がCVになります。

例)1000PV 500UU 10CV

上記だと、500名が合計1000ページを閲覧し、そのうち10名が何らかのアクションをおこしたということになります。実は、PV・UU・CVの指標の関連性をどう読み解くかが問題を特定する上で重要になってきます。

PVが多ければよいというわけではない

アクセス解析の話になると必ずPVを増やすには?という話になりがちです。ホームページをつくったから多くみてほしいという気持ちからでしょう。しかし、必ずしもPVが多ければいいかというとそうではありません。

例えば、先ほどYahoo!Japanをアクセスの多いホームページだと例にあげましたが、1人で143億ページ見たとしても143億PVになります。そういった場合、どれだけ頑張っても、CVは1にしかなりえません。

これは、極端な話ですが、PVが多いからといってホームページを見ている人が多く、それがCVの増加につながるという話ではないのです。

こうも考えられます。1000PV・1000UU・0CVである場合。もしかすると全くターゲットと異なる人がホームページに訪れているかもしれません。

例えば、弊社は「レンタルサーバー」というホームページなどをつくるときにつかわれるサービスを提供しています。そのホームページのPV/UUが一時期急に増えたことがありました。担当者は、不思議に思いながらも、ホームページを見てくれる人が増えたー!と喜んでいたのですが、蓋をあけてみると「ウォーターサーバー」で検索をしている人が、間違えてホームページを訪れていることがわかりました。

ウォーターサーバーを求めている人が、レンタルサーバーを購入する可能性は、どのくらいあるでしょうか。喜んでいた担当者もがっかりです。

そこで重要となってくる考え方が、CVR(コンバージョン率orコンバージョンレート)というもの。これは、UUに対して、CVがどのくらいの割合かを表しています。

この数字によって、ホームページに訪れている人が間違った対象ではないのか、ホームページをみて迷ってしまっていないのかなど、問題があるのかどうか察知する指標となるでしょう。
極端なことを言えば1000UU・1CVよりも、10UU・10CVの方がCVRが高く効率がよいのです。

※参考

コンバージョン率の出し方
【CVR(%)=CV/UU×100】

コンバージョン率は、大変重要な数字なので正確な数字が外にでることはあまりありません。
「コンバージョン率 平均」で調べられた方はわかると思いますが、どこも明確な数字は公表していません。

私が、今までいろんな方にお聞きした経験からお伝えすると、平均1%を基準に考えて、良いか悪いかの判断をしていいのではと思っています。

もちろん、CVR3%という素晴らしいホームページも存在します。また、業種や業務形態、CVに設定しているアクションの種類によっても大きく異なりますので、一概に1%以下だから以上だから確実に良い悪いの判断はできませんが、ひとつの指標としてもいいでしょう。

ちなみに、弊社で提供しているあるサービスは、コンバージョン率が0.5%でした。一般的な指標に比べると低いため、この部分は改善の余地があるかもしれません。

CVはアクセス解析する上での平均的な指標として理解していただき、自分のホームページのアクセスをみて分析してみましょう。

まとめ

今回はホームページのアクセス数をみて、今のホームページの状態(問題)を理解するということについて説明しました。アクセス数は単なる数字ですが、その数字からも問題点を読み取ることができます。定期的に、アクセス数をチェックしてみましょう。

ただし、数字だけでは、人の気持ちまでは見えません。ホームページのアクセスを理解した上で、ホームページを訪れている人のことを考えて、買う可能性のある人をホームページに呼び込みましょう。

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山本 良子(やまもと・よしこ)

山本 良子(やまもと・よしこ)

株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ
SMB事業本部 Jimdo Growth担当

2008年4月servision(現KDDIウェブコミュニケーションズ)に入社。
営業、プロモーションを経て、マーケティング部門にてウェブ制作関連のセミナー開催などを中心にコミュニティ施策を担当する。2014年1月にJimdoの季刊誌「のれん」の創刊。現在は、JimdoのGrowthを担当。

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