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エキスパートコラム

ネットショップをはじめる前に知っておきたいコト(全6回)

第2回:ネットショップのメリット・デメリットを知っておこう

執筆:志鎌 真奈美(Shikama.net)

2016年5月30日更新

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ネットショップを開設すると、「全国に販路を拡大できる」「売り上げ増加を見込めるかも」と考える人は少なくないようです。

確かに実店舗を作ることに比べて、ネットショップは低コストで導入することができます。手軽にオープンできて、しかも販路の拡大につながる、そんな夢のような話が実現可能かどうかを、ネットショップの「メリット」と「デメリット」という側面から解説します。

ネットショップの3つのメリット

まずは、ネットショップのメリットから見ていきましょう。ポイントになる項目はいくつもありますが、おもなメリットを以下の3つにまとめました。

(1) 低予算・短期間での開店が可能

ネットショップは、実店舗と比較すると、低予算でスタートすることができます。「はじめてWEB」や「BASE」「Stores.jp」のように無料で開設できるところもありますので、システム部分でのランニングコストに関する心配は、ほぼないと言って良いでしょう。

また、原稿や商品写真をあらかじめ用意しておけば、1日でスタートすることも可能になりました。短期間で運用を開始することができます。

(2) 商品点数の制約がなくなる

実店舗では、どうしてもお店に置ける商品点数が限られてしまいますが、ネットショップでは商品を無制限に掲載することも可能になります。(ネットショップの契約内容によっては、上限がある場合もあります)

売り場面積の関係でどうしても置くことができなかった商品や、余剰在庫を積極的にネットショップで展開していくという手もありますね。

(3) 24時間365日営業できる

何と言っても、ネットショップの強みは、「24時間365日開店」することができること。梱包や配送など人手が必要な工程に関しては、さすがに24時間という訳にはいきませんが、購入の受付だけは休みなしで行うことができます。

ネットショップのデメリット

次にネットショップのデメリットについて見てみましょう。

(1) 競合が多い

「ネットショップを開設すれば、全国に販路を拡大できる」と考える方は少なくないようですが、逆に言えば全国に競合が存在することにもなります。リアルの店舗であれば、同じ商圏内での勝負ということになりますが、ネットショップでは日本国内という広いエリアが対象になります。

メリットの(1)でも述べましたが、低コストでスタートできる分、参入障壁も低いのがネットショップという形態の特徴です。

以下は、経済産業省が平成27年5月に発表した「平成26度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」にある、EC分野-物販分野における各カテゴリーの構成比率です。

平成26年度 我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」P.58より引用

規模が大きいジャンルは、競合も多いと考えられます。

事前に、「サッカーグッズ 通販」など、自身の業種と関係のあるキーワードで検索して、競合のネットショップがどのぐらいあるかをリサーチしておきましょう。

(2) 集客の施策が必須

上述した通りネットショップ界では、現在ほとんどのジャンルで競合がひしめいている状態です。それほど集客に力を入れなくても、比較的うまく行っているところは、「国内に競合が少ない」「日本で扱っていない商品を扱っている」「マニアックな商品」「もともと顧客がいる」というケース。これ以外は、何かしら集客の施策が必要になると思っていて良いでしょう。

実はこの「集客」部分が非常に難しく、数年間運営していても一つも売れずに撤退したという話もときどき耳にします。ネットでの集客や販促方法については、また別の回で詳しく解説しますが、この辺りで勝算があるかどうかは、スタート前に見極める必要があるでしょう。始める前に、費用も含めて専門家に相談してみるのも手です。

(3) 運用の継続が難しい

ネットショップの運用が始まると、注文者へのメール対応、在庫確認、梱包、発送準備、配送、発送連絡、事後の確認メール等顧客対応のほか、商品の入れ替え、キャンペーンの実施、メルマガの定期刊行、SNSの運用など、こまごまとした作業が発生します。専任の担当者を置ける場合はよいのですが、本業が別でネットショップが副事業の場合、手が回らなくなる可能性があります。十分な利益が出ず、人手もさけないという事態に陥ると、継続が難しくなります。

煩雑なメール対応、梱包や配送について、代行で行うサービスもあります。こうしたところと契約することも視野に入れておくと良いでしょう。

もうひとつが在庫のリスクです。ネットショップは商品点数の制限がないため、大きく仕入れてしまうと、売れなかったときに大量の在庫を抱えてしまうことがあります。スタート当初は思うように成果が出なくても、細く長く続けることで、売れるようになったショップもありますので、資金繰りも含めて無理のない運用計画を。

ネットショップをスタートする前に検討しておきたいこと

ここまで説明したように、ネットショップにはメリットとデメリットの両方があります。本格的な運用を考えている場合には、スタートする前に最低限、以下の3項目について検討してみましょう。

1. 競合はどのぐらいか、勝算はあるか
  • 競合は多いか少ないか?
  • 集客施策はどうするか?予算はどのぐらい?

※この項目については、専門家への相談がおすすめ

2. 梱包、配送などの人手は確保できるか
  • 自社内で確保できるか?
  • 梱包・配送等を代行するサービスを検討する
3. 運用の継続はできそうか
  • ネットショップ側の運営体制
    (商品入れ替え、キャンペーンの実施、メルマガ発刊、SNS・ブログの運用など)
  • 資金繰りを含めた無理のない運用計画

ネットショップのメリット・デメリットを知っておこう」はいかがでしたか?
次回は、「ネットショップに向いている商品、向いていない商品」について解説します。

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志鎌 真奈美(しかま・まなみ)

志鎌 真奈美(しかま・まなみ)

Shikama.net 代表/JimdoExpert
http://www.shikama.net/
http://www.web-supporter.jp/

北海道函館市生まれ。北海道教育大学函館校卒業。千葉県市川市在住。
1997年よりWeb制作を始める。ソフトウェア会社のWeb制作部門に5年間勤めた後、2002年4月に独立。Web制作・企画・制作、システム構築などに従事。
講師として、Webマーケティングやデザインのセミナー活動も行っている。

著書に『WebデザイナーのためのJimdoスタイルブック』(共著、マイナビ)、『Web文章の「書き方」入門教室~5つのステップで「読まれる→伝わる」文章が書ける!』(技術評論社)。

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