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エキスパートコラム

ネットショップをはじめる前に知っておきたいコト(全6回)

第4回:ネットショップの出店形式を知っておこう

執筆:志鎌 真奈美(Shikama.net代表)

2016年7月25日更新

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第1回目~3回目までは、おもにネットショップの基礎知識について解説してきましたが、本回からは具体的な内容に踏み込んでいきたいと思います。

いよいよネットショップをはじめようと思ったときに、必ず検討することになるのが出店形式です。インターネット上にお店を持つ=出店と呼びますが、モール型、クラウド型など、さまざまな形態があります。

本稿では代表的な3つの形式に絞って、各特徴、メリット・デメリットをご紹介します。検討する際の参考にしてください。

ネットショップの出店形式は大きく分けて3種類

ネットショップの出店形式は大きく分けて「モール型」「クラウド型(ASP型)」「独立型」の3種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットは次の通りです。

(1) モール型の特徴

「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」に代表される出店形式が、「モール型」と呼ばれるものです。百貨店やショッピングセンターへの出店と置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。各モールを運営している企業と契約し、ネット上の決められた場所にお店を持ちます。

モールへ加盟する形になるため、ネットショップのアドレスは

http://モール型サービスのドメイン/ショップのIDや名称

という形式で表示され、基本的に独自ドメインでの運用はしません。

モール型のメリットは、何と言っても「集客力」。あらかじめ人通りの多い場所にお店を持つことになるので、モールの知名度を使った集客をしやすいのが特長です。

特に日本国内では「ネットショップ(通販サイト) = 楽天市場」のイメージは強く、2012年のデータではありますが、「シニア世代の9割が楽天で購入する」というアンケート結果があるほどです。

シニアの消費に関するアンケート調査」より

モール型は、近年ランニングコストも下がってきており、出店のハードルも低くなっています。(Yahooは出店無料、Amazonも無料コースあり)しかし、集客がしやすい反面、モール内での競争が激化しており、有料広告の投入、キャンペーンの開催、値引き合戦、クーポンの発行、ポイント戦略など、モール内で成果を上げ続けるには、それなりの費用と労力をかけているところが多いという現状です。

残念ながら、モールにさえ出店すれば必ず成果が出るわけではありませんが、一方で非常に大きな成果を上げているショップは、どのモールでも一定数あります。業種や競合率によっても異なってきますので、事前にランニング費用以外に、どのぐらいの広告費、販促費が必要になるかを十分調査し、検討することをおすすめします。大型のモールは無料で出店者希望者向けの説明会を開催していることも多いので、利用してみるのも良いでしょう。

【モール型のネットショップサービス】

(2) クラウド型(ASP型)の特徴

あらかじめネットショップの機能がついたWebサービスをレンタル契約することで、インターネット上にお店を持つことができる形式です。(1)と大きく異なるのは、「加盟」するのではなく、「ショップの機能がついたシステムを”借りて”運用する」というスタイルになるため、独自ドメインでの運用ができるということです。

こうしたサービスは「クラウド型」あるいは「ASP型(※1)」と呼ばれ、月額の費用が0円~数千円と小さなコストで運営できるものが多く、操作方法も平易なものが多いことが特長です。

サポートが充実しているところも増えており、操作途中の不明点がチャットで質問できる、あるいは利用者向けのセミナー開催されている等、ユーザーへの教育にも力を入れてきています。初めてのオープンにあたって不安がある場合には、サポートサービスが充実しているかどうかも、検討材料に入れておくと良いでしょう。

このように導入しやすい一方で、集客力が非常に弱いという大きなデメリットがあります。ここをどうクリアしていくかが、一番大きな課題ということになります。開店後、どう認知を広げ、売上を上げていくかを、事前に検討しておく必要があるでしょう。(集客については、次回、詳しく解説します。)

【クラウド型(ASP型)のネットショップサービス】

※1:ASPは「Application Service Provider(アプリケーション サービス プロバイダー)」の略で、何らかの機能を持ったサービスを、インターネットを通じて提供する事業者のことです。

(3) 独立型の特徴

規模の大きいショップ向けの出店形式です。自社でサーバー(もしくはレンタルサーバー)を用意し、そこにネットショップのプログラムを構築していく形式です。(1)や(2)と比較すると、初期導入のコストが大きく、構築期間もそれなりに必要になります。

一見、あまりメリットがないように思えるかもしれませんが、モール型やクラウド型にはない機能を追加したり、拡張することができ、予算と技術があれば、システム側の柔軟なカスタマイズが可能です。

たとえば、

  • ショッピングカートに独自項目を設定
  • 商品選択の際のオプション項目を自由に増やすことができる
  • 自社の経理システムと繋ぐことができる
  • 売上データを自社で決めた日時に一括処理
  • 会員情報を属性ごとに細かく抽出し、メルマガの送信を行う
  • ポータルサイトのような機能を持たせ、自社の総合サイトとして扱う
  • 多言語への対応、自動切り替え

など、煩雑なネットショップの運用を、システム側から効率化できることが最も大きなメリットです。

こちらも、(2)クラウド型(ASP型)と同様、集客については独自で戦略を立て、運用する必要があります。導入コストが大きくなってしまうケースが多いため、ある程度の売り上げを見込んでいる、あるいはすでに運用や売上を上げるノウハウがあるという場合以外には、おすすめしません。

小規模事業主におすすめはクラウド型(ASP型)

ここまで3種類の出店形式について解説してきましたが、小規模事業主がこれからスタートする場合には、(2)クラウド型(ASP型)をおすすめします。やはり導入コストが小さい分、リスクが少なくなりますし、サービスによっては無料で始められるところもあります。迷ったら、まずは(2)のタイプで無理のないスタートを!

「ネットショップの出店形式を知っておこう」はいかがでしたか?次回は、「ネットショップで売るための大原則を知っておこう」をお届けいたします。お楽しみに!

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志鎌 真奈美(しかま・まなみ)

志鎌 真奈美(しかま・まなみ)

Shikama.net 代表/JimdoExpert
http://www.shikama.net/
http://www.web-supporter.jp/

北海道函館市生まれ。北海道教育大学函館校卒業。千葉県市川市在住。
1997年よりWeb制作を始める。ソフトウェア会社のWeb制作部門に5年間勤めた後、2002年4月に独立。Web制作・企画・制作、システム構築などに従事。
講師として、Webマーケティングやデザインのセミナー活動も行っている。

著書にWebデザイナーのためのJimdoスタイルブック』(共著、マイナビ)、『Web文章の「書き方」入門教室~5つのステップで「読まれる→伝わる」文章が書ける!』(技術評論社)。

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