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エキスパートコラム

ソーシャルメディアビジネス活用講座(全12回)

第1回:ソーシャルメディアのビジネス活用とは?

執筆:大月 茂樹(ニイハチヨンサン)

2013年4月17日更新

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「ソーシャルメディアビジネス活用講座」では、ソーシャルメディアをビジネスに活用するための心得、ソーシャルメディアを使った集客手法やコミュニケーションなどについて解説していきます。
第1回のテーマは、「ソーシャルメディアのビジネス活用とは?」です。

「ソーシャルメディア」って何?

「ソーシャルメディア」とは「人々の社交を支援するメディア」のことです。以前は「共有サイト」と呼ばれていたもので、誰かが意見、写真や動画、ニュースなどのネタを共有すると、その人とつながりのある人たちがそれを話題に盛り上がるメディアのことです。

具体的に例を挙げてみましょう。ブログに取って代わられ最近では見かけなくなりましたが、BBS(電子掲示板)が最も古いソーシャルメディアでしょう。BBSに誰かが書き込むと、そのBBSが採り上げるテーマに関心のある人たちが様々なコメント(意見)を書き込み、場合によっては口論になるくらい盛り上がりましたよね。

また、ショッピングサイトや価格比較サイトにある購入者評価欄やクチコミ欄などはわかりやすい例です。例えば、価格.comさんのクチコミ欄をご覧になったことのある方は多いのではないでしょうか。パソコンやカメラなど、ある商品を購入した人たち、さらには、購入を検討している人たちがその商品をネタに様々なコメントを寄せて盛り上がります。

このように、誰かがネタを発信・共有し、それを話題として盛り上がるのが「ソーシャルメディア」です。従来、「共有サイト」と呼ばれていたものが、いつしか「ソーシャルメディア」と呼ばれるようになったのですが、Google トレンドでウェブ検索の人気度を調べてみると、おおよそ2010年頃から検索度数が上昇しているので、その頃から「ソーシャルメディア」と呼ばれるようになったと見て良いでしょう。

呼び名が変わり、フェイスブックであれば友達、ツイッターであればフォロー・フォロワーという仕組みが備わり人脈構築の要素が加わった(強くなった)ことで少々様変わりした感はありますが、ソーシャルメディアは実は随分昔から存在していたのです。ただ、昨今では「ソーシャルメディア」はフェイスブックやツイッターなどを指して呼ばれますので、以後、本コラムで「ソーシャルメディア」と記す場合は、フェイスブックやツイッターなどを指しているものとして、そして、ブログはブログなどとして読み進めてください。

ソーシャルメディアをやれば儲かるの?

おそらく、みなさんが最も興味をお持ちのトピックだと思います。書店に設けられたフェイスブックコーナーに足を運んでみると、フェイスブックをやればさぞ儲かるような刺激的なコピーが目にとまります。

期待を裏切る答えになるかもしれませんが、やるだけでは儲かりません。ここで、「やるだけ」とは「利用するだけ」とか「使うだけ」ということです。ちょっと考えてみてください。ウェブサイトを作りはじめてからもう10年くらい経つという方であれば強く共感いただけるハズです。

  • ウェブサイトを作った…
  • ECサイトを作った…

これらの後ろに続くのは、「けれど、効果がなかった」とか「けれど、売れなかった」という方が多いのではないでしょうか。作るだけではダメなのです。ソーシャルメディアについても同様で、1人の利用者としてソーシャルメディアを利用するだけではあまり意味はありません。

  • ウェブサイトを作ったけれど、効果がなかった
  • ECサイトを作ったけれど、売れなかった
  • ソーシャルメディアをやったけれど、効果がなかった、売れなかった

このようになってしまうのは目に見えています。これまでのウェブサイトやECサイトでの失敗を、またソーシャルメディアで繰り返すべきではありません。

ソーシャルメディアのビジネス活用とは?

では、「ソーシャルメディアのビジネス活用」とは何なのでしょうか?多くの方は、友達やフォロワーをたくさん増やし、毎日欠かさずに「おはようございます」を投稿し、「いいね!」やリツイートをしたり(してあげたり)…それが「ソーシャルメディア活用」だと考えておられるかもしれませんが、それは「ソーシャルメディアのビジネス活用」ではありません。それでは、ソーシャルメディアを一人の利用者として利用しているに過ぎないのです(逆に、利用されていると言っても良いでしょう)。

ここで、「ソーシャルメディアとは何か?」を思い出してみてください。ソーシャルメディアは何かしらのネタが共有され、それを話題として盛り上がるメディアのことです。大切なのはあなたが「ネタにされること」なのです。あなたが「いいね!」するのではなく、「いいね!」されなければならないのです。

ソーシャルメディア上でネタにされるべきものは、あなたのウェブサイトやブログのコンテンツです。コンテンツがソーシャルメディア上でネタにされる、つまりそのコンテンツを見た誰かが「いいね!」したりリンクとしてシェアしたりすると、その人の友達がウェブサイトやブログのコンテンツへアクセスしてくれます。その友達がまた「いいね!」したりリンクとしてシェアしたりすると、その人の友達の友達がアクセスしてくれます。

こうして、ソーシャルメディア上でネタにされて「いいね!」やリンクとしてシェアされ伝播することによりウェブサイトやブログのコンテンツが多くの人の目に触れ、その結果あなたの会社やお店、そして商品やサービスなどが認知されます。しかも、ソーシャルメディアでの人のつながりは、興味が同じ、実際に面識があり信頼がおける、あるいは、古くからの友達など何かしらの関係があって成立しているものですから、見ず知らずの人ではなくそうした人たちから勧められるものであれば…と、心の壁を低くした状態で見に来てくれ認知されるのが大きなポイントです。

もちろん、そうしてネタにされるにはネタにされるだけの価値があるコンテンツでなければなりません。そのコンテンツがある商品に関するものであれば、その商品そのものに魅力(商品力)があるのは当然のこと、その商品を購入し利用することで消費者にどのようなベネフィットをもたらすのかが表現されているべきです。写真やライティングなど、そのためのコンテンツ作成のテクニックに関しては、このみんビズエキスパートコラムで他のライターの方が素晴らしいコラムを展開されているので、ぜひ参考にしてください。

さらに一歩進んだビジネス活用法

ウェブサイトやブログへのアクセスを促し、会社やお店、商品やサービスの認知を獲得するだけがソーシャルメディアのビジネス活用法ではありません。

個人としてでも、お勤め先の一社員としてでもどちらで考えていただいても結構です。あなたが何か商品の購入やサービスの利用・導入を検討しているとしましょう。その際に、グーグルなど検索サイトでウェブ検索をして、その商品やサービスの評判を調査するのは今や極当たり前の行動です。ただ、最終的な決断を下すまでには、間違いなく自身の身の回りの「詳しい人」に意見を求めますよね。そして、ウェブ検索の結果よりも、その人から得た意見の方を重視するはずです。さらには、その商品やサービスを取り扱っていて信頼のおける人が身近にいれば、その人から購入したいと思うはずです。誰だって、見知らぬ人よりも親しい人から買いたいし、取引したいのです。

もし、あなた自身がソーシャルメディア上で「あること」について詳しい人であると認知されていたとすれば、どうでしょうか?おそらく、あなたの友達やフォロワーは、あなたに相談したり、あなたから購入したり、あなたと取引したいと考えるでしょう。あなたが「あること」について有益な情報発信をし、そのことについて詳しい人であると認知され、ソーシャルメディア上のコミュニケーションを通じて親近感や信頼感を獲得できていれば、あなたから買いたい、あなたと取引したいという人が現れます。それはつまり、あなたの「ファン」です。

ここで間違えないようにしたいのが、会社やお店、商品やサービスの宣伝が認知を獲得する方法ではないということです。あなたが「こういう存在になりたい、周囲からこういう期待をされたい」というあなたの役割を明確にし、それをソーシャルメディア上で演出し築くことが大切です。もちろん、宣伝を全くせずに…は難しくバランスが難しいところではありますが、それがうまくできさえすれば、ソーシャルメディアを通じて顧客を、そして、あなたの「ファン」を獲得できます。そして、その顧客はソーシャルメディア上であなたを宣伝してくれます。つまり、あなた自身がソーシャルメディア上でネタとして共有されるのです。

この活用法においては、友達やフォロワーを増やすといった人脈構築が価値を持って来るでしょう。とは言っても、友達やフォロワーの数はむやみやたらに増やすものではありません。含蓄があり有益な情報をあなたが発信し続ければ、それらは自然と増えていきます。時間はかかりますが、時間がかかるからこそ今から、そして、じっくりと取り組んでいきましょう。

まとめ

今回は、ソーシャルメディアをビジネス活用する上で押さえておきたい基本的な事柄について解説しました。

  • 誰かがネタを発信・共有し、それを話題として盛り上がるのがソーシャルメディア
  • ソーシャルメディアのビジネス活用とは、ネタとして共有されること

当コラムでは、これらを踏まえてソーシャルメディアをビジネス活用する方法を具体的に解説していきます。ソーシャルメディア活用の本当の意味がわかれば、疲れるどころか、ソーシャルメディアが楽しくなりますよ。(第2回につづく)

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大月 茂樹(おおつき・しげき)

大月 茂樹(おおつき・しげき)

ニイハチヨンサン 代表
http://2843.jp/

1975年、岡山県加賀郡吉備中央町生まれ、岡山市在住。
岡山大学大学院自然科学研究科修了。地元岡山のSIerにて主に官公庁向けのシステム開発やサーバー構築へ従事。その後、Webプロダクションにてフロントエンド・バックエンド開発、Flash制作、一般企業にてインハウスでECサイト運営や各種制作業務を経て、2010年に独立。岡山を拠点にWebサイト制作・Web活用のコンサルティング、スマホアプリ開発などに携わる傍ら、それらをテーマとした講演活動も行なっている。
KDDIウェブコミュニケーションズ CPIエバンジェリスト、倉敷芸術科学大学芸術学部デザイン学科非常勤講師、中小企業庁「中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業」登録派遣専門家、岡山県商工会連合会「エキスパート・バンク」登録派遣専門家。

著書に『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』(共著、ソシム)がある。

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