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エキスパートコラム

ソーシャルメディアビジネス活用講座(全12回)

第7回:Facebook広告を活用して「いいね!」を増やそう!

執筆:大月 茂樹(ニイハチヨンサン)

2013年10月9日更新

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「ソーシャルメディアビジネス活用講座」では、ソーシャルメディアをビジネスに活用するための心得、ソーシャルメディアを使った集客手法やコミュニケーションなどについて解説していきます。第7回のテーマは、「Facebook広告を活用して「いいね!」を増やそう!」です。

Facebook広告とは?

企業やお店、商品やサービスの宣伝を、Facebook上に掲載できるのがFacebook広告です。ソーシャルメディアのビジネス活用において、Facebookの活用は決して欠くことができませんが、さらにその中でもFacebook広告の活用は必須と言っても過言ではありません

Facebook広告の特徴としては、以下のものが挙げられます。

  • Facebookユーザーであれば、誰でも簡単に出稿できる
  • プッシュ型の広告である
  • 細かく広告ターゲッティングできるので、費用対効果が高い
  • 友達関係にもとづいた広告配信が可能である
  • 予算設定が柔軟である
  • 広告管理が簡単である
  • レポート機能が充実している

まず、2つめに挙げたように、Facebook広告はブランディングや認知拡大に適しているプッシュ型の広告です。プッシュ型の広告と言えばTV-CFが代表例で、インターネット広告ではメール広告やバナー広告がこれに該当します。これらは、ユーザーの興味や関心ごとに関係なく広告主から不特定多数のユーザーへ向けて一斉に配信されるのが一般的ですが、Facebook広告の場合はココが少々異なります。

それは、3つめに挙げたようにFacebook広告はユーザーがプロフィール情報として登録している居住地や年齢、性別、趣味・関心などを広告ターゲッティングの条件に設定できるからです。ですから、プッシュ型でありながらもターゲッティングもできるという、オイシイところ取りの広告なのです。適切にターゲッティングすれば、高い費用対効果を得られます。

ピンポイントでターゲッティングされた広告を安価に出稿できる、これがFacebook広告の魅力です。

Twitterには、広告ツイートができる「プロモツイート」がありますが、日本国内ではその取り扱いがTwitter社のパートナーである広告代理店に限られているため、例えば個人事業主の方が手軽に…とはいかないのが現状です。

Facebook広告の種類

Facebook広告は、「何を宣伝するか?」で以下の6つに分類できます。

  1. Facebookページ
  2. 投稿
  3. Facebookアプリ
  4. イベント
  5. チェックインスポット
  6. 外部のWebページ

Facebookページの「いいね!」を増やしたい、ファンになってもらって商品やサービスに関連するメッセージを受け取ってもらいたいと考えてらっしゃる企業やお店の経営者、ウェブ担当の方は多いと思いますが、Facebook広告はそうした方々にとってとても強力なツールとなり得るでしょう。

筆者の経験では、これらの中で費用対効果が特に高いのが「1. Facebookページ」と「2. 投稿」の宣伝です。

そこで、今回はFacebook広告を使ってそれら2つを宣伝するFacebook広告の作成について解説します。「いいね!」を増やしたい、たくさんのユーザーにメッセージを届けたい。そのように考えてらっしゃる方であれば、是非最後まで読んでいただき、実践してみてください。

Facebook広告の出稿手順

それではまず、当方ニイハチヨンサンのFacebookページの「いいね!」を増やすことを目的として、Facebook広告を出稿する手順を解説していきます。

Facebook広告を作成するにはページ右上にある歯車のマークをクリックし、表示されるメニューの中から「広告を作成」を選択します

広告の作成ページが表示されたら、「FacebookのページURLまたは外部URLを入力します:」の欄へFacebookページ名を入力します。今回の例では「ニイハチヨンサン」と入力します

出稿目的はFacebookページの「いいね!」を増やすことなので、「広告の目的」は「ページのいいね!数を増やす」を選択します

広告には画像(写真)を掲載できます。広告内容にマッチし、ニュースフィードを流れた際にはユーザーの目に留まるようなインパクトのあるものをチョイスしましょう

次に、広告文を編集します。リスティング広告と同様に「見出し」と「テキスト」はとても重要です。売り文句ではなく、この広告を見るユーザーの気持ちになって考え、思わずクリックしてしまう、響くものを考えましょう

Facebook広告は、ニュースフィードで表示されるものとページ右側の広告スペースに表示されるものの2つがあります。どのように表示されるのかプレビューできます

広告のターゲット設定を行います。Facebook広告では、ユーザーがプロフィール情報として登録している居住地や年齢、性別、趣味・関心などを広告ターゲッティングの条件として細かく設定できるようになっています。獲得したい顧客層、広告内容を踏まえ、高い費用対効果を得られるように適切に設定しましょう

最後に広告費用の設定を行います。広告予算に応じて一日当たりの予算や、出稿期間など設定しましょう。出稿内容の確認を行ってから「注文を確定する」ボタンを押します

以上で、Facebook広告を作成できます

作成したFacebook広告が、実際に表示されている様子

こうして作成したFacebook広告は、Facebookによる審査を受けて承認されれば表示されるようになります。どういった審査が行われるのか?、つまり、Facebook広告を作成する際にはどういったことに注意しなければならないのか?は、Facebookが公開している「広告ポリシーとガイドライン」を参照してください。

ヘルプセンター > Facebook広告 > 広告ポリシーとガイドライン
https://www.facebook.com/help/380502768670092/

スポンサー記事について

上のFacebook広告出稿手順の中で、「スポンサー記事の設定」という項目が気になった方もいらっしゃるでしょう。スポンサー記事とは、FacebookユーザーのFacebookページやFacebookアプリ、イベントとのやりとり(アクティビティ)を、そのユーザーの友達のニュースフィードや広告エリアへ表示する広告のことです。

タニタさんによるスポンサー記事。インパクトのある広告画像のチョイスや広告文は、特筆するに値します

上のような「ダレソレさんが○○に『いいね!』と言っています」という広告、これがスポンサー記事です。私があるFacebookページへ「いいね!」すると、そのアクティビティは私の友達のニュースフィードへ表示されますが、ちょうどそのときFacebookへログインしていなかった…などで見逃されることも多いのです。

それを補完してくれるのがスポンサー記事。見逃してしまった友達のニュースフィードへ私のアクティビティが出稿期間中何度も表示されるようになります。その結果、アクティビティが多くのユーザーの目に触れるようになり、Facebookページなどを認知してもらうことができるようになります。

広告と言うと、発信者から一方的に送りつけられるものであることが多いですが、友達がすすめているかのように表示されるスポンサー記事(広告)は、それを見る側の心の障壁を下げ、新たなアクティビティ(いいね!)を誘発する可能性があります。のちに、実際のデータを示していますが、一般的にはFacebook広告よりもスポンサー記事の方が「いいね!」の獲得単価は低い傾向にあります。

Facebook広告を作成する際には、必ずスポンサー記事も併せて作成するようにしましょう。

Facebook広告の管理

さて、こうして出稿したFacebook広告がどのくらいのパフォーマンス(費用対効果)をあげているかの確認や、広告内容の変更や停止などは、広告マネージャで行います。

広告マネージャを利用するにはページ右上にある歯車のマークをクリックし、表示されるメニューの中から「広告を管理」を選択します

広告マネージャを表示した様子。現在進行中の広告キャンペーン(目的を同じくするFacebook広告やスポンサー記事をまとめたものを広告キャンペーンと呼び、広告作成時に自動的に作成されます)が一覧表示されます

一覧中から、Facebook広告の確認や管理を行いたい広告キャンペーンを選択(クリック)してみましょう。

選択された広告キャンペーン内の広告が一覧表示された様子

広告を見たユーザー数、広告を見た平均回数、広告のクリック数、「いいね!」を1つ獲得するのに要している平均費用など、出稿しているFacebook広告の費用対効果の状況を確認できます。広告名をクリックすると、広告のパフォーマンスを詳細に確認できるようになります。

パフォーマンスを分析して、広告文やターゲット設定、広告予算などが適切であるかを検討し、必要であると判断されるようであればそれらを変更して広告のパフォーマンスを改善しましょう。

出稿して約1日経過した頃の様子。Facebook広告では「いいね!」獲得単価が287円、スポンサー記事では185円となっています

冒頭で記しましたが、広告のパフォーマンスを確認してみると、やはり、スポンサー記事の方が「いいね!」を安価に獲得できるということがわかります。

なお、広告を停止するには、一覧中で「ステータス」の欄にあるプルダウンをクリックして表示されるメニュー内から「一時停止中」を選択します。

投稿を宣伝する

そしてもうひとつ、投稿の宣伝について解説します。

投稿を宣伝するFacebook広告の作成は、とても簡単です。Facebookページのタイムライン上に表示されている投稿のうち、宣伝したい投稿の右下にある「投稿を宣伝」ボタンを押してください。

表示されたFacebook広告の作成画面。「投稿を宣伝」ボタンを押せば、即座にFacebook広告を作成できます

初期状態では、オーディエンス(広告のターゲット)は既にFacebookページに「いいね!」してくれているファンであるユーザーと「その友達」が選択されています。「その友達」ではなく「ターゲットに選択したユーザー」を選択すると、詳細なターゲッティングができるようになります。

「ターゲットに選択したユーザー」を選択すると「エリア」「年齢」「性別」を指定できるようになります

いずれを選択しても、このFacebookページのファンには広告が表示されます。ファンにその投稿内容を強く伝えたい(漏れなく見てもらいたい)ときや、ファンとの交流度をアップしたいときに、投稿の宣伝はとても有効です。

一方、「その友達」と「ターゲットに選択したユーザー」のどちらを選択するかで、新規にリーチできるユーザーの層(セグメント)が異なります。

  • 「その友達」を選択

    ファンの友達の中から新たなファンを獲得したい場合に最適

  • 「ターゲットに選択したユーザー」

    逆にこれまで、このFacebookページやそのファンであるユーザーと全く関係性のないユーザー層からファンを獲得したい、居住地、年齢、性別で細かくターゲッティングしたい場合に最適

広告の目的に応じて、どちらをターゲットとすべきか慎重に検討し、最適な広告ターゲッティングを行いましょう。

投稿の宣伝を行うFacebook広告の出稿期間は約1日で、設定した予算を1日で消化するよう広告表示が行われます。もちろん、費用を追加して出稿期間を延長することも可能です。この点は上述したFacebookページの宣伝広告などとは異なるので、注意してください。

なお、投稿の宣伝を行うFacebook広告も、広告マネージャにてパフォーマンスの確認や管理を行うことができます。

ブログ記事を書いたことを紹介する投稿を宣伝した結果

こちらは、当方ニイハチヨンサンのFacebookページにて投稿の宣伝を行った例です。ブログ記事を書いたことを紹介するだけの投稿でしたが、ブログ記事の内容が反響を呼び、この投稿がFacebookで「いいね!」やシェア、Twitterでブログ記事のツイート・リツイートが始まったことに気づいたタイミングで、1,500円の費用でFacebook広告を打ちました。

投稿、そして、それを宣伝する広告を打った前後で、Facebookページの「いいね!」数が増加している様子がわかります

広告を打ったことで拍車がかかり、結果的にFacebookページの「いいね!」数が60ほど増えました。直接Facebookページの宣伝をしなくても、投稿の宣伝をキッカケに(もっと言えば、ブログ記事をキッカケに)Facebookページの「いいね!」数を大幅に増加させられるということです。

もちろん、これはブログ記事の内容が良かったことによるものですが、書いても人目に触れなければ意味がありませんし、Facebookページの投稿もファンに見てもらえなければ意味がありません。

投稿の内容をいろいろと思案したり、友達に「いいね!」をねだったり…の前に、適切なターゲッティングをしてFacebook広告を出稿する方が、成果を安価に・短期間で手に入れられる可能性が高いのです。投稿の宣伝にも、是非チャレンジしてみてください。

広告費用の支払い設定

さて、順序が逆になってしましたが、最後にFacebook広告の費用の支払い設定について簡単に解説しておきます。

ページ右上にある歯車のマークをクリックし、表示されるメニューの中から「アカウント設定」を選択します。「アカウント設定」ページが表示されたら、ページ左側のメニューの中から「支払い」を選択してください。

「支払い方法」の欄に、筆者のPayPalアカウントが登録されているのを確認できます

「支払い方法」の欄に、広告費用の支払いに利用するクレジットカード情報を登録しておきましょう。

まとめ

長文でしたが、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • ピンポイントでターゲッティングされた広告を安価に出稿できるのがFacebook広告の魅力
  • 筆者の経験上、Facebookページの宣伝と投稿の宣伝は費用対効果がとても高い

私の周りだけなのかもしれませんが、どうもインターネット広告の活用に難色を示す(投資を嫌がる)方が多いのです。何故なのか、よくわからないのですが、何も行動を起こさなければ成果は手に入れられませんので、Facebook広告へも是非チャレンジしてみてください。

ただ、広告の費用対効果を最大化するには、適切なターゲッティング、画像や広告文などのクリエイティブに力を入れるのはもちろんながら、Facebookページのカバー画像、日頃の投稿内容も重要です。目的のコンバージョンに至るまでにはさまざまな要素のチューニングが必要であることは言うまでもありません。

Facebook広告はとても強力で有用なマーケティングツールですが、それだけに頼ってしまうことなく日頃から地道な運用も心がけていきましょう。
(第8回に続く)

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大月 茂樹(おおつき・しげき)

大月 茂樹(おおつき・しげき)

ニイハチヨンサン 代表
http://2843.jp/

1975年、岡山県加賀郡吉備中央町生まれ、岡山市在住。
岡山大学大学院自然科学研究科修了。地元岡山のSIerにて主に官公庁向けのシステム開発やサーバー構築へ従事。その後、Webプロダクションにてフロントエンド・バックエンド開発、Flash制作、一般企業にてインハウスでECサイト運営や各種制作業務を経て、2010年に独立。岡山を拠点にWebサイト制作・Web活用のコンサルティング、スマホアプリ開発などに携わる傍ら、それらをテーマとした講演活動も行なっている。
KDDIウェブコミュニケーションズ CPIエバンジェリスト、倉敷芸術科学大学芸術学部デザイン学科非常勤講師、中小企業庁「中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業」登録派遣専門家、岡山県商工会連合会「エキスパート・バンク」登録派遣専門家。

著書に『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』(共著、ソシム)がある。

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