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エキスパートコラム

それって本当?ビジネスにホームページが必要と言われる理由(全6回)

第3回:ホームページで売上がアップするって本当?

執筆:浅木 輝美(WEBデザイン研究所BEE)

2018年1月9日更新

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ビジネスにとってホームページは本当に必要か?をテーマにコラムを書かせていただいています。WEBデザイン研究所BEEの浅木です。第3回目の今回は「ホームページで売上がアップするのは本当なのか」というテーマで書いてみます。

まだビジネスのためのホームページを持っていない人にとって、ホームページは得体の知れない存在かもしれません。ホームページを持つことで自分のビジネスの何がどう変わり、どのような成果を得られるのか。メリットがまったく見えないし、今ですら忙しいのにホームページなんてやっている暇がない。そうした気持ちがあっても当然です。

そこでこのコラムでは前回に引き続き、成果のアップするホームページとは何かを掘り下げながら、どうしてビジネスにとってホームページが必要なのか?ホームページを持つことで本当に売上をアップできるのか?など踏み込んで考えていきます。

ビジネスのホームページだからこそ生まれるメリット

ホームページを持つことは、情報の発信と受信を効率化することでもあります。

ホームページという「箱」に、見てもらいたい情報をあらかじめ入れておくことで、興味を持ったお客が自分の都合の良いタイミングで見に来てくれます。ホームページに訪れたお客はそこから情報を持ち帰ったり、あるいはお問い合わせやお申込みといったアクションをとることができます。

このとき「訪問」「閲覧」「アクション」といった一連の行動はお客の意志によってとられていますが、実はこのことにもホームページのメリットが存在します。

現代において人々のライフスタイルは実に多様です。売り手にとって都合が良い営業タイミングでも、それがお客が望まないタイミングであれば、ただ不快感を生むだけに終わってしまいます。

そう考えると、売り方はとても大切です。

電話営業などと違い、ホームページは売り手の都合でお客の時間を拘束しません。そこにはお客が自分の欲しいタイミングで知りたいことを探し、購入や申込みをできる仕組みがあり、こういったことが「お客のストレスを最小限に抑えた営業」とも言えます。

こうした視点からも、ビジネスのためにホームページを活用するメリットが見えてきます。

ビジネスのホームページさえあれば売上はアップするの?

「ホームページは24時間休まない営業マン」と言われることがあります。

ホームページはたとえ自分が手が離せない時も、あるいは寝ている間にも代わりに商品やサービスや会社のことを伝えてくれます。このことを営業マンに見立てているわけです。

もしかするとビジネスのためのホームページを持つことは、最強の営業マンをスタッフとして雇い入れることに匹敵するかもしれません。しかしそれは、ビジネスのためのホームページの中に「どのような営業マンを置くか?」にかかっています。

つまり「ホームページがどこまでの伝え方を持っているか?」そのホームページの内容によるということです。

もしもホームページの内容がまったく不足していれば、そこには口ベタで、何を聞かれても答えられない営業マンしか存在しないことになります。これでは商品やサービスはなかなか売れてはいきません。

「ホームページに書かれていること=ホームページという営業マンが語れること」です。

ビジネスのためのホームページで売上をアップしたいなら、まずはこのことを認識する必要があります。

売上がアップするホームページとは?

売上がアップするホームページの多くは、商品やサービスについての知りたい情報が、手に取れるようにレイアウトされています。そして訴求効果の高い画像や色で魅力的に語りかけてきます。一度そのホームページに訪問した人は、もっと商品やサービスのことを知りたくなってしまいます。そしていつの間にか、ボタンを押すかどうかを購入ページで迷うことになります。

もしも優秀な営業マンがホームページの中にいるならば、こうしたことは当たり前に起こります。
当然、売上もアップしていきます。

筆者の経験上も、ホームページで売上をアップすることは十分可能だと考えます。ただし、そうした経験からも「ホームページさえあれば中身がどんなものでも良い」ということは言えません。世の中には数え切れないほど多くのホームページがあるというのに「どんなホームページでも売上がアップする」と言うならば、普通に考えてもそちらの方が不自然です。

「なぜお客は自分のサービスを選ぶ必要があるのか?」

ビジネスのためのホームページを持つにしても、持たないにしても、まずここをハッキリと答えられないなら、自分の商品やサービスを上手にPRすることなどできません。自分の商品やサービスのどこが魅力なのか自分ですら分からない。果たしてそんな人のホームページから、お客がそのお店や商品を選ぶ理由を見つけることができるでしょうか?

もしここで迷ってしまうなら、何よりも優先して自分の商品やサービスの「何が」「どのように」良いのかをあらためて考える必要があります。なぜならばホームページを作るという作業は、そうした考えの後にくるものだからです。

売上がアップするホームページに共通することは、なぜお客がこのサービスを選ぶ必要があるのか?その理由が明確に伝わるということです。

ホームページを持つ側の心得としては「察してくださいでは伝わらない」と思っておくくらいが丁度良いでしょう。載せるべき情報がきちんとそこにあってこそ、伝えたいことが伝わっていきます。

ビジネスのためのホームページで抑えられる集客コスト

それではコスト面からもホームページのメリットを見ていきましょう。

もしビジネスに関する告知のためにチラシを配布する場合、いったいどのような流れになるでしょうか?

まず告知の内容を考えて整理したら、次にチラシのデザインを考えパソコンにインストールされているソフトなどでチラシのデザインを制作(あるいは制作のプロに依頼)します。原稿(チラシデザイン)が出来上がったら印刷部数を決めて印刷会社に発注します。そして印刷が上がってきたらポスティング、新聞折込などによって配ります。こうした流れでようやくチラシが見てくれる人に届きます。

こうした流れのほとんどを広告代理店におまかせするケースもあるでしょうが、それを含めてチラシの場合、人の手元に届くまでにそれなりの費用や時間といったコストが発生します。

ではビジネスのためのホームページの場合、コスト面はどうでしょうか?

ホームページをどのように導入・運用するかにもよりますが、何か新しいことを告知したいという場合、発信そのものはあらかじめ決まった運用コスト内でほぼ賄うことが可能です。ウェブではチラシのような印刷会社、ポスティング要員を介することもありませんので、そうしたコストも発生しません。

例えば、はじめてWEBのように自分で管理できるホームページを導入しているなら、更新も自分でできるため、低コストでスピーディな発信をすることができます。しかもはじめてWEBの場合、登録初年度は無料でスタートできるので「まずは試しにやってみたい」というときでも安心です。

せっかく売上がアップしても、それ以上にコストがかかってしまったのでは意味がありません。

もしも何かの営業アクションを起こす度に「費用や時間がかかりすぎている」と感じているのなら、コスト問題をクリアするためにもビジネスのホームページ導入がおすすめです。

売上アップのためにホームページができること

ビジネスをしていると様々な問題に直面します。

  1. 思うように集客できない
  2. 競合が多くて自社の商品がなかなか売れない
  3. 商品クレームが多くなった
  4. 製品の材料単価が上がり、これまでの価格を維持できない
  5. 事業の運営コストがかかりすぎる
  6. 人手が足りない

など、ビジネスを長くやっているほど、開業当初は想定していなかったこうした問題に遭遇してしまうことがあります。しかし個々の問題にどう対処するか考えたとき、ビジネスのためのホームページがあると意外にあっさりクリアできてしまったり、解決に向けて有効に働いてくれることがあります。

例えば、1.の「集客できない」という問題も、ホームページのブログとSNSを活用することで発信力が強まり改善されるかもしれません。2.の「自社の商品がなかなか売れない」という問題も、ホームページで存分に自社商品の魅力や優れた点を発信し続けることで、興味を持ってくれる人が一人、二人と増えるかもしれません。3.の「商品クレーム」についても、商品改善に取り組むのはもちろんですが、同時にホームページのブログコメントなどでユーザーの声を集めてみたり、改善に取り組む姿勢や改善の最新情報などを発信することで、これまでのクレームが逆に会社の好印象へと転じるかもしれません。

ホームページという「発信の場」は、ビジネスの問題解決に役立つこともあります。

もっとも、4.の「製品の材料単価が上がりこれまでの価格を維持できない」や5.の「事業の運営コストがかかりすぎる」という問題は、ホームページだけでの根本的解決は難しいかもしれません。しかし商品の価格が上がってしまった場合、その理由についてお客に誠意をもって正しく伝えることはできます。

このようにビジネスにおいて、いざというときのために正しい情報を発信できる場を持つことは、とても重要です。このことも、ビジネスのためのホームページの必要性であると筆者は考えています。

売上を上げるため問題解決に取り組んだホームページの例

それではここで大阪の株式会社マルカワさんのホームページを紹介します。このホームページは会社の情報を伝えるだけのコーポレートサイトでもなければ、商品を売るためのサービスサイトでもありません。前述の6.「人手が足りない」という問題を解決するためだけに作られた求人専用のホームページです。

最近では「売上がアップしているのにスタッフがいないために閉店せざるを得ない」という、残念なニュースを目にすることがあります。いまや企業にとって人材不足は深刻な問題です。

マルカワさんでもこうした人材不足の問題を深刻に受け止め、求人専用のホームページを運用されています。このホームページには「新卒」「中途採用(職人)」「パート」の募集ページがそれぞれ専用に用意されており、会社がどのような人材を求めているか、またどんな考えを持っている職場なのか、そして今どんな求人があるのかといった、すべてが求人に関する情報だけで構成されています。

求人に関しては、一般に良く利用される「求人ポータルサイト」でも良いじゃないかと思うかもしれません。たしかに条件を絞り込んだ検索など便利な面もありますが、それではなかなか人の心に響かない「企業の思い」というものがあります。

活き活きと現場で働く実際のスタッフの姿や人事担当者の考えを載せながら、独自のコンテンツとして求人情報を発信する。このホームページを見て、一人でも多くの人にこの会社で働きたいと思ってもらいたい。このホームページは、そうした会社の熱意を求職者に伝える意図で作られています。

このように問題解決に取り組み、売上アップにつなげるという視点でも、ホームページが使われるケースがあります。

ちなみにこのホームページは、2017年のJimdoの最大イベント「PAGES」でのアワード「Jimdo Best Pages」において、Jimdo Best Designを授賞されています。

まとめ

浅木

第3回のコラムはいかがでしたでしょうか?

今回は「ビジネスのためのホームページを持つことが、本当に売上アップにつながるのか?」について、いくつかの角度から解説してみました。

ビジネスのためのホームページは、単に商品やサービスを売るだけに留まりません。マルカワさんの例のように、売上アップの視点から障害を取り除くためにホームページを用意するケースもあります。

自分にとって今何が必要か、将来のために何が必要かを考えながら、ぜひビジネスのためのホームページを持つかどうかを検討してみてください。

次回は「ホームページでニーズが見えてくるって本当?」というテーマで書いてみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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浅木 輝美(あさき・てるみ)

浅木 輝美(あさき・てるみ)

WEBデザイン研究所BEE 代表/JimdoExpert
https://www.bee-custom.com/

2011年よりウェブ制作を開始。北海道札幌市を拠点に、Jimdoのデザインカスタマイズによって多くの制作実績を持つ。現在もホームページ制作や運営に関する相談・依頼を、全国の個人事業や一般企業から受けている。コストを抑えつつ手軽に更新できるJimdoに惚れ込み、Jimdoの熱烈なファンのひとりでもある。

著書に『いちばんやさしい Jimdo の教本 人気講師が教える本格ホームページの作り方』(共著、インプレス)。

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