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エキスパートコラム

それって本当?ビジネスにホームページが必要と言われる理由(全6回)

第6回:ホームページにもデメリットがあるって本当?

執筆:浅木 輝美(WEBデザイン研究所BEE)

2018年4月2日更新

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ビジネスのためのホームページを、これから持つかどうか考えている人に向けてコラムを書かせていただいています。WEBデザイン研究所BEEの浅木です。いよいよ今回で最終回。今回もまたどうぞ最後までお付き合いください。

本コラムでは、これまで5回にわたって「ホームページにはこんなメリットがあります」「ホームページを使うとこんなことが期待できます」と書いてきました。熱心にお読みいただいた皆様には、まるでいいことづくめのような、あるいは無敵のツールのような印象を持たれたかもしれません。

そんなホームページですが、はたして持つことで困ることや負担になることはないのでしょうか?

そこで最終回の今回は、ホームページを持つことにデメリットはないのか?という視点から掘り下げてみたいと思います。

ホームページを持つことのデメリットってなに?

ホームページを持つことによって、逆にデメリットを感じてしまうことはないのでしょうか?

これをデメリットと呼べるかどうかは微妙なラインですが、ホームページを持つためには次のような3つのチェックポイントをクリアしていくことが必要になります。

  1. ホームページを作ること
  2. ホームページを使うこと
  3. ホームページを維持し続けること

これらのチェックポイントはホームページを持つうえで必ず通るものです。すべての人がこれをストレスに感じるとは限りませんが、言ってしまえば「ホームページを持とう!」なんて思ってしまったが故に出くわしてしまう場面です。

それを悩ましく感じてしまう人にとっては、まずこれが最初に体感するデメリットとなるかもしれません。

ホームページを持つことの3つの悩ましさ

それでは「ホームページを作ること」「ホームページを使うこと」「ホームページを維持し続けること」という3つの悩ましさについて、さらに考えてみましょう。

1)ホームページを作ることの悩ましさ

ホームページを作ることの悩ましさとは、ざっくりいうと「労力(時間)」「費用」のことです。

ホームページ作りでは、まずは情報の整理に労力(時間)が必要となります。「自分は誰に何を売りたいのか?」「売りたいものはどんなものか?」「ホームページに何を載せるのか?」などは、あらかじめ整理しておかなければなりません。経験のある人ならわかるでしょうが、これはなかなか大変な作業です。

ただ昨今では、はじめてWEBなどのサービスのおかげで、ホームページを作って公開することまでのハードルはずいぶんと低くなりました。

はじめてWEBなら、これまでホームページ作りに必須であったHTMLやCSSといった専用知識を必要とせず、自分の得意な専門分野についての文章入力や、ホームページに掲載する写真選びに集中することができます。そうした意味においては、ホームページはずいぶん作りやすくなったと言えるでしょう。

この「作ること」については、自分で作るほかに、制作会社などに作ってもらうという選択肢も含まれます。もしもホームページ制作会社に制作依頼する場合には、それだけの予算も必要となります。

ただし制作を依頼するにしても、あらかじめ制作会社が作れるだけの情報を提供することは必要です。制作会社はホームページ制作のプロであっても、あなたのビジネスについては熟知していないからです。

どんな場合においても、ホームページに載せる内容は自社(自分)のサービスや商品に最適化されたものでなければならないことを忘れてはいけません。

2)ホームページを使うことの悩ましさ

つぎにあげられるのがホームページを使うことの悩ましさです。これはつまりホームページを活用する上での「知識」「ノウハウ」につながることです。

作ってはみたものの、さっぱり問い合わせが増えない。ホームページから何の反応もない。これは不思議でもなんでもなく、ある意味普通のことです。なぜならばホームページはただの「道具」であって、その道具を手にしても畑を耕さなければ、何の実りもなくて当然だからです。このことは、これまでのコラムでも幾度となくふれています。

それでは、「道具」であるホームページをどのように使えばよいのでしょうか?
それにはやはり最低限の知識やノウハウが必要となってきます。

はじめてWEBでは、ウェブやホームページ活用に関するエキスパートコラムが毎週更新されているので、ホームページ活用について多くのヒントを手にすることができます。

このように、はじめてWEBにはホームページ制作・運用に関するあらゆる要素についてのコラムがたくさんストックされているので、ホームページ運営に悩める人にとっては大きな助けとなるはずです。

3)ホームページを維持し続けることの悩ましさ

3つめはホームページを維持することの悩ましさです。これは「セキュリティ」「管理」のことです。

はじめてWEBの場合は、Jimdoでホームページを作ることになります。Jimdoのシステム側では、常に不正アクセスに対しての監視が行われていますので、ユーザーはセキュリティの砦となる重要な部分をJimdoにまかせて安心してサービスを使うことができます。またJimdoでは、すべてのホームページが常時SSL(暗号化によって安全に保護された通信)に対応していますので、そうした面においても安心なサービスと言えるでしょう。

ただしJimdoのシステム内で作られた個々のホームページにおいては、管理者しかログインできないアカウントの情報によって、それぞれのホームページの管理者が自分自身で守ることになります。

それだけにパスワードは他人に予測されにくい不規則・複雑な文字列にするなど、強固なものを使用することが必要です。

また、はじめてWEBを利用する場合は、複数のホームページの同時運用や契約更新などセキュリティ以外の管理面においても一元化されて管理しやすくなるメリットもあります。ホームページがいくつあっても、Jimdoならひとつのアカウントとして同じダッシュボードという場所の中で管理できるので楽ちんです。もちろんJimdoだと個人でのサーバー管理も必要ありませんので、このことも負担減としてメリットになるでしょう。

もしも個人でサーバーを借りて運営するようなホームページを持つ場合は、すべてにおいて自己責任・自己解決となる場合があります。どのようなセキュリティ対策が必要なのか、自分で管理できそうかなど、事前に利用するサービスをしっかりとチェックしておきましょう。

ホームページの悩ましさはサービス選びで軽減・回避できる

ホームページを持つことの悩ましさを突き詰めていけば、他にももっとさまざまなケースが浮かび上がるでしょう。そして、本コラムの第1回でもふれた「ビジネスでホームページを持たない理由と持てない理由」から、そもそもホームページを持つことにメリットは感じないという人もいるでしょう。

しかしながら筆者は、ビジネスのためのホームページを必要とするケースのほうが、まだまだ絶対的に多いと考えます。これまでのホームページ制作を通して、サービス提供側にとっては「今どきホームページすらないということのほうがむしろデメリットとなる」といったケースも少なからず見てきたからです。

ビジネスのためのホームページを持つことで生じるメリットとデメリットを秤にかけて、さてどうしようか?と考えている人も、きっとまだまだいるはず。

ホームページのデメリットは「どのサービスでホームページを作るか」といったサービス選びでも違ってきます。いくつかあるサービスの中で、正直どこがよいかはサービス内容的に一長一短であったり、個人的な好みで分かれるところでしょう。

ただひとつ言えるのは、ユーザーに対してきちんと返答してくれるサポート窓口があるサービスを選んでおくと、あとあと安心です。「困ったときに誰かに(どこかに)聞ける」というメリットは大きいものです。ホームページ初心者にはこうしたサービスをとくにオススメします。

Jimdoは、フォームによるメール送信や、管理画面のメッセージセンターから問い合わせができるサービスです。はじめてWEBで作るホームページもJimdoですので、何か困ったことや問題があったときにはJimdoのサポート窓口を利用することができます。

ホームページでどうしても伝えきれないこと

さて、ホームページのデメリットをもう少し違った側面から見てみましょう。それはホームページの限界についてです。

ホームページは万能ではありません。

まず、「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」といった五感で考えたときに、ホームページ上だけではどうしてもそのままの形で伝えられないことがでてきます。それは「触覚」「味覚」「嗅覚」といった3つの感覚です。

たとえば「マーガレットの香りに包まれた」「雪解けのような食感」「シルクのような肌触り」という表現はいずれも文字としてはホームページに掲載できますが、これらをホームページ上でリアルに感じ取ってもらうことはできません。そこはホームページの訪問者におまかせで、どうにか想像してもらうしかないわけです。となれば、マーガレットやシルクや雪を見たことがない人にとっては想像することも難しいでしょう。

つまりホームページは、おのずと「視覚」あるいは「聴覚」に頼った発信で、どう訪問者に伝えるか?という考え方をベースにして、ページを作り込んでいくことになります。

視覚に対しては画像や文章や動画などの画面を通して見えるもの、聴覚に対しては同じく動画やBGMなどの音で伝えて行くしか術がありません。そしてそのほとんどが視覚に頼った発信であると言えるでしょう。

そう考えると、ホームページに掲載する画像や文章がいかに重要な要素であるかがわかります。

A

当店の美味しいコーヒー

B

こだわりの焙煎による深みある香りと味わい

ここでひとつの例をお見せします。

もしもあなたがカフェに行こうとしたとき、A・Bどちらの写真が掲載されたホームページのカフェに行きたいと直感的に感じるでしょうか?

ほとんどの方がBと答えるのではないでしょうか。

Aの画像はちょっと暗めのピンぼけ写真で、ありあわせ的な素材に見えてしまいます。一方でBは、立ちのぼる湯気が写るほど鮮明度の高い画像で、コーヒーの香りまでがこちらに届いてきそうです。

このように、同じ画像サイズでも画像のクオリティによって大きく印象は変わってきます。キャッチコピーもまたしかりです。ありあわせ的な低クオリティ素材では、訴求効果は高まりません。

ホームページにおいて訴求効果を高めるためには、可能な限りクオリテイの高い写真や文章を使いながら視覚にうったえかけるように配慮することが大切です。

こうしたホームページでできる工夫を積極的に取り入れることによって、訴求効果は大きく変わってきます。この点を理解したうえで上手に活用することが、ビジネスのホームページにとっては必要な考え方と言えるでしょう。

視覚や聴覚にうったえる工夫でホームページを活用している例

それでは今回も、ビジネスのためのホームページを上手に活用されている例をご紹介します。

丁研(ちょうけん)さんのホームページ

札幌で刃物研ぎを専門にされている丁研(ちょうけん)さんは、主に通販で業績を上げられています。丁研さんのホームページでは、YouTubeをつかったビデオ・コンテンツによって上手な発信をされているのが特徴的です。

ホームページでは「なぜ刃物研ぎを通販で受けるのか?」という理由や、「レターパックで郵送するときの刃物の包み方」までもビデオで解説。代表の大田さんご自身が出演されているので、いい意味で味わい深く、温和な人柄がストレートに伝わる内容となっています。

丁研さんのホームページの場合は、こうしたビデオによる視覚・聴覚にうったえかける作りが好印象なので、なかなかよい参考になると思います。

アネランスパさんのホームページ

東京の渋谷でエステサロンをされているアネランスパさんは、高い技術力がウリの人気エステサロンです。特徴は大きく分けて3つ。機械をつかわずオールハンドでの施術にこだわっている点、厳選した高機能なコスメだけを使用している点、プロ養成のためのスクールとしての活動もしている点です。

これら3つのサロンの顔を余すことなく伝えるために、ホームページではメインビジュアルとなる画像をスライド方式で3枚に分け、それぞれの画像にしっかりと考え抜かれたキャッチコピーが載せられています。さらにトップページをスクロールしてみると、画像と文字によってわかりやすく印象的に見せようとする工夫を随所に見ることができます。

印象的な画像と文字を組み合わせることで生まれる訴求効果を狙っていることから、このホームページも視覚にうったえかける作りかたと言えるでしょう。

まとめ

浅木

最終回のコラムはいかがでしたか?

今回のコラムでは、よいことばかりではないホームページを持つことのネガティブな面についてふれてみました。

本編に追記するならば、ホームページは完全自動ツールではないということです。道具としてメンテナンスも必要ですし、ホームページに対して何かしらアクションが起こったときには、それなりの対応も求められます。

しかし、このことを「当たり前」「問題ない」と受け取るか、「デメリット」「悩ましい」「わずらわしい」と受け取るかは個人個人の考え次第です。もしかするとホームページのデメリットの多くは、ホームページに対する認識不足や、知識不足からくることなのかもしれません。そのようなことはぜひ、はじめてWEBで解決してください。

本コラムでは、全6回にわたって「ホームページを持つことで、ビジネスにどのようなメリットがあるのか?」「ホームページをどう考えて、どう使って行けばよいのか?」をお伝えしてきました。

何かひとつでも、これからビジネスのためにホームページを作ろうかどうしようかと考えている人や、ホームページを持っているけど使い方に悩んでいるという人の参考になれたのでしたら、とても嬉しく思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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浅木 輝美(あさき・てるみ)

浅木 輝美(あさき・てるみ)

WEBデザイン研究所BEE 代表/JimdoExpert
https://www.bee-custom.com/

2011年よりウェブ制作を開始。北海道札幌市を拠点に、Jimdoのデザインカスタマイズによって多くの制作実績を持つ。現在もホームページ制作や運営に関する相談・依頼を、全国の個人事業や一般企業から受けている。コストを抑えつつ手軽に更新できるJimdoに惚れ込み、Jimdoの熱烈なファンのひとりでもある。

著書に『いちばんやさしい Jimdo の教本 人気講師が教える本格ホームページの作り方』(共著、インプレス)。

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