エキスパートコラム
ひとくちに「ホームページを作る」と言っても、提供しているサービスや想定している読者層によって、設計の仕方や作成方法が異なってきます。ここでは、「目次の作り方」「業種に合ったレイアウトの選び方」「背景色やナビゲーションのカスタマイズ」を軸とした「伝わりやすいホームページ作成のコツ」を業種別に解説します。
第3回目は、美容室(サロン)のホームページの作成です。シンプルでスタイリッシュなページを作ってみましょう。
美容室(サロン)のホームページに求められる情報
たとえば、引っ越しで知らない土地に住む人が、美容室(サロン)を探すことになったとします。そのとき、検索して探す人がホームページを見たときに、どんな情報を必要とするでしょうか?
- 場所(地図)
- 料金
- お店の雰囲気
- 電話番号
- どんな美容師さんか?
- メニュー
などが予想されます。これらの項目から、まずはホームページの目次を組み立てていきましょう。
ホームページの目次を作ろう
(1) ホームページの目次(「サイトマップ」とも言います)を作ってみましょう
まずは、思いつく順に書き出してみます。付箋などを使うとよいでしょう。
(2) 必要最低限の情報をピックアップし、目次(サイトマップ)を作ってみましょう
最初は、必要最低限のページで目次(サイトマップ)を組み立てます。運営していく中で必要なページを足していきましょう。スタート時点で必要のないものは削ります。
ホームページを作っていくうちに、ゴチャゴチャしてわかりにくくなることがありますが、原因として「目次」が整理されていないというケースが多く見られます。特に「第1階層」は、7つ以内にまとめると、スッキリと見やすくなります。
今回は、美容室(サロン)という職種の特性から階層名は英語にしました。
- Home:ホーム
- Salon info:サロンについて
- Menu:メニュー
- Access:地図・アクセス
- Contact:お問い合わせ
となっています。
(3)「ナビゲーション機能」を使って、(2)で作成した目次を設定していきます
1. ログイン後、「ナビゲーションの編集」をクリックします。
2. 文字の入れ替えなどを行います。
ナビゲーションの文字を入れ替えます。
順序を入れ替えることができます。
階層を変更することができます。(第1階層から第3階層まで設定可能)
新規のページを追加します。
不要なページを削除します。
ページを非表示にすることができます。
3. ナビゲーションの編集が終わったら「保存」ボタンをクリックします。
ナビゲーションの設定が完了しました。
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