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エキスパートコラム

益子貴寛の「これ読も10(テン)」

2017年12月号

執筆:益子 貴寛(株式会社まぼろし)

2017年12月25日更新

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閲覧数1,112views

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この連載では、個人や中小企業でホームページ制作や運用を担当している人、店舗などを運営しながらホームページづくりに関わっている人に役立つ記事を10個、解説つきで取り上げます。

1. バナーがクリックされない原因はデザインが問題? 配置場所の変更だけで売上140%UPしたECサイト事例(Web担当者Forum)

ましこ

今月のイチオシ記事。

少しむずかしい内容もありますが、

  • 前提となる仮説を忘れ、「クリック率が悪い原因はクリエイティブ」と安易に考えがち
  • 実際のユーザー行動を見ることで、暗黙的に前提にしていた仮説が違うことをきづく
  • ユーザー行動の仮説を明確にしてブラッシュアップしていくことが、施策一つひとつの精度や費用対効果を上げる近道

という言葉は、とても参考になるはず。

記事でも解説されているとおり、Google アナリティクスの「ユーザー エクスプローラ」という機能では、ユーザー(厳密にいうとクライアントID)ごとのサイト内での行動が把握できます。

このような行動観察はなかなか骨の折れる作業ですが、たとえばコンバージョンの達成(目標の完了)や特定のイベント発生(クリックイベントなど)をもとにセグメントを設定し、それらのユーザーに共通する行動を見出す方法が有効です。

2. 今年は何があった? 2017年のGoogleアナリティクスのアップデート9件を再チェック![第65回](Web担当者Forum)

ましこ

Google アナリティクスつながりで、もう1記事を取り上げます。

2017年中のGoogle アナリティクスの新機能など9件がまとめられています。中でも注目したいのが、グローバル サイトタグ(gtag.js)の動き。記事にもあるとおり、すぐに対応する必要はありませんが、現在のユニバーサルアナリティクスから、グローバル サイトタグというしくみに移行しつつあるという点は意識しておきましょう。

3. Instagramで振り返る、2017年のハイライト(Facebookニュースルーム)

ましこ

「なぜInstagramの記事がFacebookの公式アカウントで?」と思った方。Instagramは2012年にFacebookに買収され、子会社になっています。

  • 日本で人気があったスポット TOP10
  • 日本で人気があったハッシュタグTOP10
  • 世界で人気があったロケーション TOP5
  • 世界で人気があった都市 TOP5

などがわかりやすくまとめられています。

個人的には、東京スカイツリーよりも東京タワーのほうが上位だったのが意外でした。都心にある東京タワーのほうが人の目に触れるからか、色味やイルミネーションがフォトジェニックだからか。

ほかのランキングについても、ぜひ記事で確認してみてください。

4. お店選びにインスタ映え気にする? 女子高生⇒「気にしない。そこまでするのは好きじゃない」~ストーリーはリアルさが、画像投稿は自分のブランティングが重要~(プリキャンティーンズラボ)

ましこ

つづいてもInstagram関連の記事。女子高生のインスタ活用の実態が垣間見える内容です。

3人が3人とも、アカウントを複数持って使い分けているそう。2017年の新語・流行語大賞となった「インスタ映え」も、それほど気にしないとのこと。ほかにも、飲食店情報の探し方、写真の加工アプリ、新機能「ストーリー」の使い方など、だいぶ年が離れた自分が知らなかったことや、意外と共通する部分もあったりと、いろんな発見があるはず。

若い人向けの店舗や飲食店は、特に参考にしたい記事です。

5. 個別ページやカテゴリページではなくトップページが上位表示されてしまうのはなぜ?対処方法はあるのか?(海外SEO情報ブログ)

ましこ

記事タイトルへの答えをひとことでいえば、「対処法はない」とのこと。

逆の現象、つまり、あるキーワードに対してトップページを表示させたいのに、個別ページが表示されてしまうことは、けっこうよくあります。たとえば、社名やブランド名などウェブサイトの主力と考えているキーワードで、トップページではなく個別ページが上位に表示されるケースです。

巷間いわれているとおり、現在の検索アルゴリズムでは、検索結果画面でのクリックなどはもちろん、そのサイトに訪れたあとのユーザーの行動も勘案しているであろうことが、ミューラー氏の発言から類推できます。

ここ数年のGoogleのさまざまなアップデートは、「SEOからSXO(Search Experience Optimization、検索体験の最適化)へ」という文脈で考えると理解しやすいはず(SEO Japanの記事「SEO + UX =成功 の法則」という記事を、あわせて参考にしてください)。

サイト全体として、どのような体験を検索ユーザーに提供できるのか、という本質が問われる時代になっています。

6. エアークローゼットとヤマト運輸、「airCloset」においてID連携を開始(ECzine)

ましこ

今年ほど「物流(ロジスティクス)」が注目された年はなかったでしょう。ヤマト運輸(クロネコヤマト)の労働問題や値上げ実施、アマゾンの当日配送業務からの撤退などが記憶に新しいところ。

定額制のファッションレンタルを手がける「airCloset」がヤマト運輸とID連携をし、サイト内で荷物を受け取る場所や時間を変更できる機能を提供しはじめました。ヤマト運輸のEC事業者向けAPIの導入事例としては、国内初になるとのこと。

インターネット通販会社は、物流業者にまかせきりではなく、主体的に物流の課題解決に努める必要があります。そんなことを感じさせれくれるニュースです。

7. 今おさえておくべき米国BtoBマーケ界10のトレンド 外部データ活用からSNS&顧客DBの名寄せまで(MarkeZine)

ましこ

アメリカでのBtoBマーケティングのトレンドを10個、紹介しています。

特に後半が、私たちにも身近なトピックスが多く、

  • インフルエンサーマーケティング
  • リードの「質」が「量」よりも重要に
  • イベントは依然として最も有効なチャネル

といったあたりは、参考になる視点です。

この3つはお互いに関連しています。たとえば、体験会や講習会を開くと、モチベーションの高い見込み客(リード)が集まり、結果としてインフルエンサーになりうる人との関係づくりができる、といった流れです。

8. 私が耳にしたアクセス解析に関する10の誤解(ベイジの社長ブログ)

ましこ

アクセス解析が話題の中心ですが、広くウェブマーケティング全般に関する誤解をわかりやすく紐解いて解説しています。

たとえば、「サイトの直帰率が50%を超えていてどうにかしたい」という意見に対して、サイトの性質や行っている施策から、直帰率の高低を冷静に判断すべきこと(ブログ中心のサイト、広告を大量に出稿しているサイトは直帰率が高いなど)、サイト全体の指標はあまり意味がなく、カテゴリ、チャネル、ユーザー属性などでセグメントを設定した上で指標を見ることを説いています。

データは誰にとっても一目瞭然なので、それだけがひとり歩きしてしまいがちです。しかし、データの取り方、トラッキングの仕方、イベントの設定内容、セグメントの切り方、期間比較の範囲などによって、だいぶ印象が変わることがあります。

私がアクセス解析の仕事をするときも、まず確認するのは上記のような基本設定の部分と、サイト全体としてどのようなマーケティングを行っているかです。その上で、この記事に書かれている点に気をつけてデータを見たり、改善策を考えるのがよいでしょう。

9. サクサク感をデザインする(Yahoo! JAPAN Tech Blog)

ましこ

主にインタラクションデザインの記事をひとつ。制作に関わっている人向けです。

ウェブページやアプリの速度には「表示速度」と「体感速度」があり、特に後者にフォーカスして具体的に解説しています。特に、アニメーション設定の部分で、

  • UI要素には基本的にEase-Outを使う
  • 要素を表示するのにはEase-Inを使う
  • Ease-InやEase-Outを使うときの時速時間は200~500msに留める
  • バウンドやスプリングアニメーションには200~800ms程度の時間が望ましい

といったコツは、すぐにでも活かせる内容です。

10. これ知ってる?2017年話題になった最新サービスまとめ30選(WEBハックツ)

ましこ

最後に、軽そうで重い記事を。マーケティングに関わっている私でも、3分の1くらいしかわかりませんでした。

2017年は、仕事効率化、ライフサポート、決済関係やマイクロトレードに関するサービスが多かった印象です。中でも気になったのが、「JKMorning」というサービス。本物の女子高生がモーニングコールをかけてくれるそうです。ハリーポッターの作者、J. K. ローリングをもじったネーミングもおもしろいですね。

ほかにも気になるサービスがたくさん。年末年始の空いた時間にいくつか使ってみて、現在のトレンドを体感しましょう(JKMorningは、さすがに使いませんが……)。

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益子 貴寛(ましこ・たかひろ)

益子 貴寛(ましこ・たかひろ)

株式会社まぼろし 取締役CMO
https://maboroshi.biz/

1975年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修了。
Webサイトのコンサルティング、企画・設計、制作業務、教育、執筆活動に従事。社団法人 全日本能率連盟登録資格「Web検定」プロジェクトメンバー。元・金沢工業大学大学院 工学研究科(東京・虎ノ門大学院) 知的創造システム専攻 客員教授。

主な著書に『Web標準の教科書』(秀和システム)、『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』(同)、『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(共著、マイナビ)など。
2017年5月、企画・構成から監修、執筆まで総合的に関わった書籍『ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック 3 Webディレクション 第3版』(ワークスコーポレーション)が発売。

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