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エキスパートコラム

ソーシャルメディアビジネス活用講座(全12回)

第9回:利用ルールに気をつけよう!

執筆:大月 茂樹(ニイハチヨンサン)

2013年12月4日更新

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「ソーシャルメディアビジネス活用講座」では、ソーシャルメディアをビジネスに活用するための心得、ソーシャルメディアを使った集客手法やコミュニケーションなどについて解説していきます。
第9回のテーマは、「利用ルールに気をつけよう!」です。

ソーシャルメディアは個人・企業を問わず気軽に利用できるものですが、同時に守らなければならないルールがあります。以下、代表的な3つのサービスについてルールが記載されているページを紹介しますので、かならず確認するようにしてください。

当コラムでは、Facebookページやそれで利用できるクーポンや広告の作成方法などについて多く解説してきていますので、今回は特にFacebookの利用ルールについて、よく見かける誤りや気をつけたいことについて解説します。

Facebookロゴの使用について

「Facebookページを開設しました!いいね!してください!」というメッセージとともに、画面をキャプチャして切り取ったFacebookロゴを使用しているバナーや印刷物などを見かけることがよくありますが、これはNGです。Facebook Brand Resources 内の Do's and Don'ts ページには、以下のような記載があります。

  • Facebookがあなたやあなたの会社へ協力、後援、支援をしているように受け取られる表現をしないこと
  • あなたやあなたの会社の名称やマークなどと組み合わせて使用しないこと
  • 商標、名称、ドメイン名、ロゴなどにおいて、Facebook公式のものと誤解を招くような使用をしないこと
  • リソースセンターで提供しているもの以外のものを使用をしないこと
  • 公序良俗に反する使用をしないこと
  • デザインや色の変更をしないこと

「fロゴ」のダウンロードの様子

Facebookのロゴは「fロゴ」のみ使用が許可されており、Facebook Brand Resourcesからダウンロードできます。Webページやバナーでの使用を前提とした「オンライン用」を選択すると、以下のような「fロゴ」の素材データをダウンロードできます。

PNG形式の素材は、さまざまなサイズが揃っている

この「fロゴ」を使用する際にも、注意が必要です。「fロゴ」の使用に関する注意事項が記載されたPDFファイルが同梱されていますので、コチラも併せて確認しておきましょう。大まかには以下が注意事項となります。

  • 縦・横の比率を変更しないこと
  • 周囲には十分なスペースを空けること
  • 改変しないこと

TwitterやGoogle+など、その他のロゴについてもほぼ同様で「基本的に自由に使えるものではない」と認識しておくべきでしょう。使用しても良いロゴデータなどをダウンロードできる公式ページがありますので、規約など熟読した上で利用するようにしましょう。

Twitter

Google+

Youtube

LINE

mixi

蛇足ですが、「facebook」と先頭のFが小文字の表記もよく見かけます。Fは小文字ではなく大文字で、Twitterについても同様に先頭のTは大文字です。商標に関連する表記の際には大文字・小文字やスペースの有無などに気をつけましょう。

カバー画像と広告画像について

カバー画像と広告画像については、そのガイドラインが頻繁に改訂されるので要注意です。現在(2013年12月初旬)では廃止されていますが、以前は以下のような禁止事項がガイドラインに定められていました。

  • 「40%オフ!」や「socialmusic.comからダウンロード!」などの価格または購入情報
  • ウェブサイトのアドレス、メール、住所などの連絡先情報や、[基本データ]セクションに記載すべき情報
  • 「いいね!」やシェアなどのFacebookの機能やアクションの言及またはこうした機能を指す矢印
  • 「今すぐ購入」や「友達に教えよう」といったアクションを促す表現

これらが、何かのタイミングで改めて定められる可能性がありますので、定期的に公式な情報を確認するようにしましょう。

そして、もうひとつ。現在はニュースフィード内の広告およびスポンサー記事に使用する画像のみに適用されるものですが、「画像内で使用されているテキストが占める割合を20%以下におさえること」という20%ルールと呼ばれるものがあります。以下は、ニュースフィード広告に使用した画像が20%ルールに従っていなかったために出稿が取り消された実際の例です。

ここで、「画像内でテキストが占める割合」がわかりにくいですよね。具体的にはどういうことで、どのようにして確認すればよいのでしょうか?

その確認のために、FacebookではGrid Tool(グリッドツール)を提供しています。

広告用に作成した画像をグリッドツールへアップロードすると、図のように5x5のグリッドが作成されます。ここでテキストが入っているグリッドをクリックするとそのグリッドが赤く反転し、その個数に応じてテキストが占める割合(つまり、面積)が算出されます。

テキストの占める割合とは、このようにテキストを含むグリッドの数が全体に占める割合のことです。この例では、テキストが占める割合が60%と見なされることになり、ルールに従っていないために広告画像として却下されたというわけです。テキストの位置を調整すればごまかせそうですが、テキスト量が多いとあまりに宣伝ぽくなってしまったり、画像そのもののインパクトが失われてしまったりするので、やはりバランスには気をつけたいものです。

クーポンについて

クーポンを作成・利用する際に案外やってしまいそうですが、ギフトカードや商品券、プリペイドカードなど金券に相当するものへの交換は禁止されていますので、注意しましょう。これは、デパートやクレジットカード会社などが発行しているものに限らず、個人経営の店舗のものなどでも同様と考えるべきです。

クーポンを作成・利用する際は、クーポンで宣伝している商品やサービスをクーポンの利用者へ直接提供しなければなりません。

また、当然のことですが、クーポンでアルコールの割引販売や親権者による同意が必要な未成年を対象とした場合などでは、それらに関連する法律にも従う必要があります。自分だけでは判断が難しい場合は、かならず専門家に相談するようにしましょう。

プロモーションについて

プロモーション(コンテストや懸賞など)のガイドラインは、現在(2013年12月初旬)はかなりゆるいものとなっています。ただし、カバー画像と広告画像と同様に頻繁に改訂される可能性があるので、プロモーションを実施する際には、都度ガイドラインを確認するようにしましょう。

参考までに、2013年8月末に改訂される前のプロモーションガイドラインを掲載しておきます。

  • Facebook上でのプロモーションは、Facebook.com上のアプリのキャンバスページまたは、Facebookページのアプリ内で運営する必要があります。
  • Facebook上でのプロモーションには、以下を含める必要があります。
    • 応募者または参加者によるFacebookの免除
    • プロモーションはFacebookが後援、支持、または運営するものではなく、Facebookとは関係がないことの表明。
    • 参加者の情報がFacebookではなく、[情報の受取人]に提供されることの開示。
  • Facebookページへの「いいね!」や、スポットへのチェックイン、アプリとのつながり以外のFacebook機能を使った何らかの動作を実行することを参加または応募の条件とすることはできません。たとえば、ウォールの投稿に対して「いいね!」する、ウォールにコメントを投稿したり、写真をアップロードする、などの動作を参加または応募の条件とすることはできません。
  • Facebook機能をプロモーションの参加または応募手段として使用することはできません。たとえば、Facebookページへの「いいね!」や、スポットへのチェックインにより、自動的にプロモーションに参加または応募するように設定することはできません。
  • 「いいね!」ボタンなどのFacebook機能をプロモーションの投票手段として使用することはできません。
  • タイムラインやFacebookページ上の、メッセージ、チャット、投稿で、当選発表はできません。

現在のプロモーションガイドラインは、Facebookページ利用規約にて確認できます。これらを比較してポイントをまとめると、以下のようになります。

Facebookページのタイムライン上でもプロモーションができるようになった

以前はFacebookアプリ上でのプロモーションに限定されていましたが、この制限がなくなりました。ただし、引き続き個人ページのタイムラインでプロモーションを行うことは禁止されていますので、注意してください。

「いいね!」やコメントで参加できるようになった

「Facebookページの投稿へ「いいね!」やコメントをしてくれた人の中から抽選で…」ということができるようになりました。ただし、Facebookページへの「いいね!」は参加資格として認められていないアクションですので注意してください。

左はその具体例で、「新作のキウイカクテルの名前を募集します!あなたの案をコメントしてください、スタッフが気に入ったものを選びます。採用された方には500ドル分の食事をサービスします!」というものです。

以前はプロモーションを行うにはFacebookアプリを作る費用や手間が必要だったことを考えると、このように通常の投稿で簡単にプロモーションができるようになったこと(ガイドラインが改訂されたこと)は、よろこばしいことです。

当選者の発表ややり取りができるようになった

ただし、Facebookページから一般のユーザーへはメッセージを送信できません。ユーザーから先にFacebookページへメッセージしてもらわなければなりません。ですので、当選発表の方法や日時などを明確にした上でキャンペーンを実施して確実にユーザーに当選発表を見に来てもらえるようにする工夫は必要となるでしょう。

まとめ

パソコンで使うソフトウェアやWebサービスなども含め、利用規約やガイドラインをよく確認せずに(読まずに)利用されている方が多いと思います。誤った使い方をしたり、のちにトラブルになったりしないように、かならず目を通しておきましょう。

また、こうしたサービスのガイドラインの前に、個人情報保護法や景品表示法などについても知っておく必要があります。インターネットに特化してそれらについて解説した書籍が書店で手に入りますので、基礎知識として併せて身につけておきましょう。なお、法律に関連する事項で迷ったときは、素人判断せずに専門家にたずねることをオススメします。

次回は、ソーシャルメディア活用における費用対効果の考え方についてお話する予定です。

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大月 茂樹(おおつき・しげき)

大月 茂樹(おおつき・しげき)

ニイハチヨンサン 代表
http://2843.jp/

1975年、岡山県加賀郡吉備中央町生まれ、岡山市在住。
岡山大学大学院自然科学研究科修了。地元岡山のSIerにて主に官公庁向けのシステム開発やサーバー構築へ従事。その後、Webプロダクションにてフロントエンド・バックエンド開発、Flash制作、一般企業にてインハウスでECサイト運営や各種制作業務を経て、2010年に独立。岡山を拠点にWebサイト制作・Web活用のコンサルティング、スマホアプリ開発などに携わる傍ら、それらをテーマとした講演活動も行なっている。
KDDIウェブコミュニケーションズ CPIエバンジェリスト、倉敷芸術科学大学芸術学部デザイン学科非常勤講師、中小企業庁「中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業」登録派遣専門家、岡山県商工会連合会「エキスパート・バンク」登録派遣専門家。

著書に『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』(共著、ソシム)がある。

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