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エキスパートコラム

世界とつながる!みんなが使えるウェブサイト超活用TIPS(全6回)

第2回:Google マイビジネスを利用したインバウンド対策を考える

執筆:服部 雄樹(株式会社服部制作室)

2018年10月15日更新

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ウェブサイトは作って終わりではなく、お問い合わせや集客アップなど具体的な成果に繋がってはじめて価値のあるものになります。皆さまにとって本当に必要なのは「ウェブサイト」ではなく、その先にある「成果」のはずです。そこで本コラムでは、ウェブサイトを作ってからどう活用するか、その中でも特に外部サービスとの連携に焦点を当て、成果の出るサイトにステップアップするためのさまざまな活用方法を紹介します。

第2回目の今回は、前回ご紹介した「Google マイビジネス」を、訪日外国人にも利用できるように設定する方法を解説します。

日本を訪れる外国人は6年連続で過去最多を更新中

筆者は2011年から約3年間、インドネシアのバリ島というアジア有数の観光地で暮らしていました。そこで観光業を主軸としたウェブ事業に数多く携わった経験から、現在でも国内向けのインドネシア人訪日客に向けたサポート事業などに関わっています。その現場を見ている実感として、日本国内における訪日外国人への対策はまだまだ十分とは言えません。これはウェブにおいても同様のことが言えます。

一方で、日本政府観光局(JNTO)が発表している統計によれば、日本を訪れる外国人の数は6年連続で過去最多を記録しており、今後ますます増加傾向にあります。宿泊施設や飲食店はもちろん、レジャーや各種体験施設、お土産物を中心とした小売業など、これまで日本国内だけを見ていればよかった状況から大きく変わってきていることは明らかです。

出典:日本政府観光局(JNTO)

しかし、そんな状況を横目で見ながら、何をどのように対策していいか分からない、というのが多くの方の本音ではないでしょうか。まして、ウェブサイトとなると全く対策をしていないというケースがほとんどです。

訪日外国人の情報収集フローを考えてみる

では、具体的な対策を考えるにあたって、訪日外国人はどのようにお店や施設の情報を得ているかを考えてみましょう。(※各国の国内で発行される情報誌やウェブサイトなど、その国固有のローカルメディアに関する対応策はここでは省きます)

まず第一に考えられるのが「Googleでの検索」です。これが今回のコラムのテーマでもありますが、多くの外国人は私たちと同じように検索でお店を探します。この時にGoogle マイビジネスが大きな役割を果たします。

続いて考えられるのが、TwitterやInstagramを中心とした「SNSによる検索」です。文字情報が中心のTwitterで外国人向けの情報を発信するのはハードルが高いですが、ビジュアルで訴求できるInstagramであれば、比較的簡単に外国人に向けて発信をすることができます。これも利用しない手はないでしょう。

また、意外と多いのが「在日外国人のブログやSNS」による発信です。日本に住んでいる外国人のブログなどから情報収集をしている人も多く、こうした外国人同士の繋がりを意識し、日本在住の外国人に来てもらいやすいお店作りを考えることも大切です。

まずはGoogle マイビジネスのオーナー確認を完了させよう

ここからは、今回のテーマであるGoogle マイビジネスにおいて何をどのように設定すれば良いのか、具体的に見ていきましょう。

まずその前に、前回のコラムで解説したGoogle マイビジネスの登録の続きを進めましょう。前回、Googleがビジネスの実在を確認するためのハガキが郵送されるように登録しました。到着まで最大19日間との記載でしたが、私の手元には1週間ほどで到着しました。

登録から1週間ほどで確認用のハガキが届いた

ハガキの中には、確認方法と5桁の確認コードが記載されています。

ハガキを開くと確認方法と確認コードが記載されている

さっそく記載のURLにアクセスし、ハガキに記載の確認コードを入力します。

確認コードの入力画面

「ビジネス情報のオーナー確認が完了しました」と表示され、確認が完了します。非常にシンプルなステップです。

シンプルなステップで確認は完了する

[ご利用開始]をクリックすると、ダッシュボードに移動します。

ダッシュボードからマップや検索での表示を確認できる

ここで一度、[マップで見る]をクリックし、Google マップに登録されたかを確認しましょう。

Google マップに表示された

無事に登録されました。左側には前回あらかじめ入力しておいたビジネスの基本情報や写真等も掲載されています。

Google マップ上での英語表示はとても重要

では、これが外国人にはどのように見えているのかを確認しましょう。左上の三本線メニューから、下部にある[言語]をクリックします。

検索窓左側の三本線メニューをクリック

表示されるメニューから[言語]をクリック

言語を選択するメニューが表示されますので、表示を確認したい言語を選択します。今回は[English(United States)]を選択します。

さまざまな言語が表示される

すると、Google マップが英語化されました。英語圏の方にはこのように表示されていると考えてください。同じ方法で、中国語やスペイン語など別の言語での確認もできます。

英語化されたGoogle マップの画面

表示を確認すると、業種や住所、営業時間等は自動で翻訳されています。口コミの投稿はまだありませんが、他のお店で確認したところ、これも自動翻訳されていました。Google 翻訳の精度は近年著しく向上していますので、よほどのことがなければこのままで問題ありません。
また、写真は言語を問わず訴求できるので、綺麗な写真を数多く掲載しておくと良いでしょう。

しかし、最も大事な事業所名(店舗名)は日本語表記のままです。これでは外国人が検索することができません。

事業所名は日本語のまま

これを英語表記にするには[SUGGEST AN EDIT]をクリックします。この時に注意するのが、言語設定を英語のままで作業を行うことです。日本語に戻してしまうとうまくいきません。

言語設定は英語のままで作業を行う

英語の編集画面が表示されたら、Nameの項目にある事業名をクリックします。

日本語表記の青字をクリック

すると、日本語表記である「服部制作室」の下に「Enter English name」というテキストエリアが表示されます。ここに英語の事業名を入力し[Submit]をクリックします。

英語で表示させたい名称を入力する

ページをリロードすると、英語表記の事業所名が表示されるようになりました。

事業所名も英語表記になった

小さなことのようですが、Google マップ上で英語で表示されるかされないかは、とても大きな差があります。上記を参考に英語表記を設定しておきましょう。

飲食店や美容室の場合は英語メニューを作成しよう

また、飲食店や美容室など一部の限られた業種のみですが、ウェブサイトへのリンクを登録する枠とは別に、メニューページへのリンク枠が用意されています。ウェブサイト全体を英語化することは難しくても、メニューページだけでも英語化し、このリンク枠に英語化されたメニューページへのリンクを張る、というのも有効な手段です。

この際に意識しておきたいのが、「完璧な英語でなければいけない」という思い込みを捨てることです。自分が海外旅行をする時のことを想像するとよく分かりますが、たとえ間違っていても日本語で書かれたメニューがあるお店とないお店では、やはり前者を選びます。実際私もインドネシア在住中に「ラメーン」や「ラーメソ」などデタラメな日本語に数多く出会いましたが、それが「ラーメン」であることは簡単に推測できます。正しい日本語でなくても、大体の内容が分かるだけで安心するので、そのお店にはよく通っていました。

一方で、宗教食やヴィーガンフード、ベジタリアンフードなど、宗教や思想に関わるメニューについては、正確な知識がなければ載せるべきではありません。私たち日本人には想像もつかないほど厳しく制限している方がほとんどで、間違った情報は大きなトラブルを招く可能性もあります。
ただし、確実な知識に基づいたメニューがある場合は、それだけで来客数が激増する可能性もあるので、もしそういった特別メニューの用意があれば掲載すると良いでしょう。

苦手意識を捨てて、できることからやってみよう

このように、訪日外国人に情報を届けることはそれほど難しくなく、実はほんの少しの作業で可能になります。一度外国人からの信頼を得られれば、前述のようにブログやSNS等で発信してくれることもあるので、外国人が外国人を呼ぶという好循環を生み出すことも可能です。観光地などで1店舗だけ外国人で賑わっているお店をよく見かけますが、それはこのような好循環を生み出せているからに他なりません。

ぜひ苦手意識を捨てて、できることから始めてみましょう。その際に、Google マイビジネスは大きな助けとなるはずです。

次回はさらにもう一歩踏み込んで、ウェブサイトを手軽に多言語化するサービスをご紹介します。お楽しみに!

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服部 雄樹(はっとり・ゆうき)

服部 雄樹(はっとり・ゆうき)

株式会社服部制作室 代表取締役/Jimdo Expert
https://www.hattori-studio.jp/
https://www.template-labo.com/

愛知県名古屋市出身。2014年までインドネシア・バリ島で活動し、世界各国のクリエイターと交流。多くの海外案件に携わる。帰国後、服部制作室を設立。Webサイトの制作だけでなく、各種WebサービスのテンプレートデザインやUI設計、セミナー登壇、コラムへの寄稿など精力的に活動中。"かっこいいを簡単に"をモットーに、海外のWebデザインを日本向けにローカライズした新しいデザインを提案している。

著書に『いちばんやさしいHTML5&CSS3の教本 人気講師が教える本格Webサイトの書き方』など。

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