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エキスパートコラム

世界とつながる!みんなが使えるウェブサイト超活用TIPS(全6回)

第3回:Google「ウェブサイト翻訳ツール」を使用してウェブサイトを多言語化する

執筆:服部 雄樹(株式会社服部制作室)

2018年11月19日更新

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ウェブサイトは作って終わりではなく、お問い合わせや集客アップなど具体的な成果に繋がってはじめて価値のあるものになります。皆さまにとって本当に必要なのは「ウェブサイト」ではなく、その先にある「成果」のはずです。そこで本コラムでは、ウェブサイトを作ってからどう活用するか、その中でも特に外部サービスとの連携に焦点を当て、成果の出るサイトにステップアップするためのさまざまな活用方法を紹介します。

第3回目の今回は、皆さまのウェブサイトを世界中の人に知ってもらうために、Google提供の「ウェブサイト翻訳ツール」を使用した多言語化の方法を解説します。

うちの商品は外国人には関係ないから…それってホント?

インターネットの大きな利点のひとつに「世界中の人と繋がれる」という点があります。今やFacebookやInstagramなどを通じて、外国人の方と手軽にコミュニケーションを取れるとても便利な時代になりました。そんな中、ウェブサイトの多言語化に関してはあまり導入されていないという状況があります。サイトオーナーの方にお話を聞いてみると「うちの商品は外国人には需要がないし、多言語化する必要がないんですよ」という答えが返ってきます。しかし、それは本当でしょうか。

私の友人に、金沢で仏像を彫っている仏師の方がいます。全国から依頼を受けるそうですが、基本的には、お寺や、ご家族を亡くした御遺族からの依頼が多いとのことです。ここまでは従来通り、想定の範囲内です。

しかし、彼は海外への展開も視野に入れ、仏像を彫る工程や工房の様子を動画にしてYouTubeにアップしました。動画は、言葉が分からなくても直感的に内容を理解することができますから、その動画を見た海外の方からも少しずつオファーが来るようになり、今ではパリで展示会を開催するなど、国外へ活動の幅を広げています。

仏像という極めて伝統的かつ宗教的なもので、普通に考えれば日本国内でしか需要がないと思ってしまいがちですが、その固定観念を取り払った好例として、その活動からは見習うべきものが多いと感じます。

このように自社の製品やサービスが外国人にとって必要かどうかは、実際に市場に出してみないと分からないものです。そのための第一歩としてウェブサイトを多言語化するのは非常に有効な手段と言えます。

手軽に多言語化できるGoogleの「ウェブサイト翻訳ツール」がおすすめ

では、どのようにウェブサイトを多言語化するのが良いのでしょうか。例えば以下のような方法があります。

  • プロの翻訳家に依頼してウェブサイトの文章を翻訳してもらい、別言語版のウェブサイトを作成する
  • ウェブサイトの翻訳を専門で提供する会社のサービスを利用して、ウェブサイトを翻訳する
  • Googleのウェブサイト翻訳ツールをサイト内に埋め込み、機械翻訳でウェブサイトを翻訳する

このうち、上の2つはほとんどの場合費用がかかります。特に、翻訳家に頼んでもうひとつウェブサイトを制作するとなると、それなりに大きな投資が必要になりますし、事業規模や事業内容によってはそこまで必要ないというケースも多いでしょう。そんなときは、Googleが提供する「ウェブサイト翻訳ツール」がおすすめです。無料で、しかも簡単にウェブサイトを多言語化することができます。

ウェブサイト翻訳ツールにアクセスして、専用のコードを取得しよう

ここからは、ウェブサイト翻訳ツールを導入する具体的な方法を見ていきましょう。解説用に、Jimdoで作成している弊社のサービスサイトを実際に翻訳してみます。

なお、ウェブサイト翻訳ツールの利用にはGoogle アカウントが必要になりますので、お持ちでない方はあらかじめ登録を済ませて、Google アカウントにログインしておいてください。

まずは、ウェブサイト翻訳ツールのページに移動します。

ウェブサイト翻訳ツール

ページ下部にある[今すぐウェブサイトに追加]ボタンをクリックします。

するとウェブサイトのURLと元の言語を入力する画面になるので、それぞれ入力し[次へ]をクリックします。

続いて、翻訳する言語、表示モード、詳細設定を設定します。
翻訳する言語は[すべての言語]でもかまいませんが、リストが膨大になってしまうので、主要な言語だけでも良いでしょう。今回は、英語、中国語、フランス語、スペイン語を選択しました。
表示モードもお好みでかまいませんが、おすすめは[インライン]の[プルダウン リストのみ]です。
詳細設定は状況に合わせてお選びください。

完了したら[コードを取得]をクリックします。

コードが生成されました。これでウェブサイト翻訳ツール側での設定は完了です。次のステップではこのコードをウェブサイト側に貼り付けます。

Jimdoの編集画面から翻訳ツールを設置しよう

まずはJimdoのダッシュボードにログインして、多言語化したいウェブサイトの編集画面に入ります。

コードを貼り付ける場所については、それぞれ各ページの冒頭に貼り付けてもかまいませんが、今回はフッターエリアに貼り付けます。Jimdoでは、フッターエリアやサイドバーなど、全ページ共通で表示されるエリアがあります。ここに貼りつければ1箇所の作業だけで全ページに表示され便利です。

さっそくフッターエリアに貼り付けてみましょう。

フッターエリアで[コンテンツを追加]から[ウェジェット / HTML]を選択します。

先程取得したコードをコピーして貼り付けたら、[保存]をクリックします。

すると、[言語を選択]と書かれたドロップダウンメニューが表示されました。これで作業は完了です。

ワンクリックで多言語化!もちろん中国語も問題なし

ここからは、実際のウェブサイト上での表示を見てみます。ウェブサイトにアクセスし、フッターエリアを確認します。

先ほど作成したドロップダウンメニューをクリックし[英語]を選択します。するとページがリロードされ、テキストが翻訳されます。

上記はページの一部分を抜き出したものですが、たったこれだけでページ内のすべてのテキストが英語化されました。続いて中国語を見てみましょう。

もちろん中国語も問題ありません。

なお、言語を選択させずはじめから特定の言語で表示させたい場合は、URLの末尾に#googtrans(en)(カッコ内は言語名)を付け足すことで、あらかじめ翻訳された状態でウェブサイトを表示させることができます。

例)https://◯☓△.com/#googtrans(en)

より正確な翻訳を求めるなら「WOVN.io」がオススメ

WOVN.io

機械的な翻訳ではなく、より正確な翻訳や細かい調整を必要とする場合は「WOVN.io」というサービスがオススメです。

WOVN.ioなら、機械による自動翻訳はもちろん、翻訳されたテキストを自分で修正したり、管理画面からプロの翻訳者へ翻訳を依頼することもできます。翻訳対象となる言語も幅広く、Google 翻訳で対応している言語全てに対応しています。また、導入前には翻訳に関する運用計画をプランニングしてくれ、運用開始後も独自の解析ツールや専任翻訳チームによる手厚い運用支援を受けられる点も大きなメリットと言えるでしょう。

利用料金は翻訳対象となるウェブサイトによって異なるため、サービスを利用する際にはまず見積もりを依頼する形になりますが、機械的な自動翻訳だけでは物足りない、もっと積極的に多言語化を進めていきたい、という方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ページを多言語化することで新しいビジネスチャンスが生まれる

このように、わずか数ステップでウェブサイトを翻訳できる各種サービスを利用しない手はありません。ウェブサイト翻訳ツールについては機械翻訳のため、翻訳の精度がところどころ不完全な面はありますが、大まかな内容を知るという意味では十分でしょう。また、Google 翻訳の精度は年々高くなっていますので、今後さらに改善されていくことが期待できます。

実際に海外の方から問い合せがあった場合にどう対応するか、という問題は残りますが、自社の製品やサービスを世界中の人に知ってもらえるというのは大きなビジネスチャンスになり得ます。海外からの問い合わせが増えてきたらプロに対応を頼むなどいくらでも手段はありますので、まずは情報を世界に向けて発信するところからはじめてみてはいかがでしょうか。

次回は、ウェブサイト上の買い物をしやすくする、決済方法について解説します。お楽しみに!

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服部 雄樹(はっとり・ゆうき)

服部 雄樹(はっとり・ゆうき)

株式会社服部制作室 代表取締役/Jimdo Expert
https://www.hattori-studio.jp/
https://www.template-labo.com/

愛知県名古屋市出身。2014年までインドネシア・バリ島で活動し、世界各国のクリエイターと交流。多くの海外案件に携わる。帰国後、服部制作室を設立。Webサイトの制作だけでなく、各種WebサービスのテンプレートデザインやUI設計、セミナー登壇、コラムへの寄稿など精力的に活動中。"かっこいいを簡単に"をモットーに、海外のWebデザインを日本向けにローカライズした新しいデザインを提案している。

著書に『いちばんやさしいHTML5&CSS3の教本 人気講師が教える本格Webサイトの書き方』など。

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