活用事例
歴史ある温泉地「飯坂温泉」の老舗味噌蔵
-丸滝について教えてください
明治22 年からこの場所(福島市飯坂町)で味噌・醤油を製造販売しています。最近では、飯坂温泉の銘産「ラジウム玉子」のほか、発酵技術を活かして積極的に商品開発も進めていて、人気商品もではじめています。また、土日のお昼だけですが、観光客の方に店内で、手作りの味噌をつかった「味噌田楽」を食べていただけるようにしています。
震災の影響で注文も観光客も激減
-みんビズでサイトを作ろうと思ったキッカケは?
震災前は全国から注文をもらって、たくさんの商品を発送していたんですけど、やはり震災後はパッタリと注文が無くなってしまいました。
温泉街に来る人も少なくなって、情報発信ができなくなったんです。そんな困り果てたときに、地元の商工会連合会の支援で、ホームページを立ちあげてみようということになったんです。
ホームページをキッカケに仕事が拡がりだしている
-ホームページを持ってみてビジネスに変化はありましたか?
ホームページがキッカケになって仕事が拡がっている感じはありますね。観光客の方にしても、一度食べて「美味しかった」で終わっていた関係が、ホームページを持つことで思い出してくれて「もう一度食べたい」と、ホームページから注文してくれます。また、新規取引先に営業に行っても、ホームページを見て商品を事前に知っていてくれたりするので、以前よりも話がスムーズに進んだりしていますね。
若い世代にも情報が届いている
-ホームページを見て来店されるお客さんのエピソードを聞かせてください。
普段は年配のお客様が多いんですが、飯坂温泉で音楽イベントがあった時は、そのイベントがインターネットを使って配信していたこともあってか、若いお客さんが大勢で味噌田楽を食べに来てくれました。やっぱり若いお客さんはネットを使って周辺の観光情報を収集しているのでしょう。ホームページがあったからこそ、出会えたお客さんですね。
絶対必要なツールだから、協力しあって活用する
-最後にこれからみんビズをはじめる方にメッセージを
ホームページって名刺と同じですよね。相手を確認するためのツールですから、ビジネスをするためには絶対に必要なんだと思います。ただ正直なところ、ホームページを持つことは自分1人では出来なかったですし、今でも多くの人に助けてもらって運用できています。そういった意味でも、地元の商工会や友人などと助けあい、情報交換をしながら運用していけるとイイんじゃないかと思いますね。
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